またライモンで会いましょうの感想

あまもさん
評価:☆☆☆
生きたい、もっとトモヒコ君と一緒にいたいと思ってこのメールを打ったと思うと、涙がとまりません。
照風めめさん
評価:☆☆
死亡:× でも死にそう
属性:不治、或いは富士急ハイランド
舞台:イッシュ
推しポイント:凝ったパロディ、深いシナリオ
アオリ文:一日だけの、永久に続く遊園地デート
随所にみられるアトラクションの名前から、センスを感じます。特にええもんがねぇが。一見強引ながらにして見事にエモンガというワードをぶち込む巧さ。
また、絶対捕食輪廻迷宮はジャロンダを指すのでしょうか。こういうメタ要素も面白いです。(外したら大顰蹙)
私自身が遊園地が得意ではなく疎いのですが、調べたところ富士急ハイランドのパロディなんですね!
思い出の実というチョイスも巧みです。懐かしいな~! ADVのカードでしたっけ。ADV時代はコレクションでちょいちょい買っていたのですが、その際に当てた記憶があります。
さて、その薬をトモヒコに飲ませてしまうのですね……。なんともえぐい話。今生きるためのQOLでなく死んだ先のQOD(クオリティオブデッド)を高めるためなんですね!
アヤノからすれば自分のための行動なのでしょうが、トモヒコからすればたまったもんじゃないですね。最強のメンヘラここに現るといったところでしょうか。しかもそれを手紙でネタ晴らしするのもダメージ大ですよね。
恨んで胃を痛めるか、いっそ受け入れてしまうか。それは全てトモヒコ次第……。
でもよく考えると普通にエイチ湖畔で取れるなら結構危険な薬物ですよね。裏で流れてたりするととんでもない事件が起こりそう。これもその一例ではあると思うんですけど、まだまだ幅が拡がりそうな薬ですね。(そして業が深そう)
あとどうやってトモヒコを紹介してもらったんだろう。私にも誰か良い人紹介してください。
トビさん
評価:☆☆☆☆☆
女としての欲望? 死への恐怖からの脱却というよりも 誰かの特別で居たい、誰を心で征服したい、縛り付けたい というドロドロした感情をみた気がしました 
自分には思いつかない視点での物語 本当に面白いお話でした
あきはばら博士さん
評価:スキップ
原題:君を忘れない
作品が多くなるだろうと思いましたので、読んだら必ず印象に残る、忘れられなくなるような話を書こうと思いました。テーマにしていた『忘れられない』がマスクネームに流れてしまって、タイトルの略称が『ライモン』になってしまったのが個人的な失敗だったかもしれません。トモヒコとアヤノは、思いつかなかったのでライモンジムのジムトレーナー名から取りましたが、作中のトレーナーとは無関係です。
けものフレンズのEDの映像をリピート再生するイメージで書きました。
こう、目をつむると繰り返される、忘れられない観覧車。
砂糖水さん
評価:☆☆☆☆
作中時点では誰も死んでないんだけどそこはかとなくホワイティに近い香がする……。消えない思い出って、どうなんでしょうね。
フィッターRさん
評価:☆☆☆☆
余命いくばくもない女性の最後の思い出作り。心温まる感動物語……と思わせておいてからの、最後のメールで明かされる真相。これは一杯食わされました。
怖い。エンテイ喰いジャローダよりも笑顔で海に没していくソーナノよりも怖い。一番恐ろしいのは人間とはまさにこのことでしょう。
願いと呼ぶにはあまりに身勝手な願い。もはや狂気と言ってもいいその願い。死への恐怖はここまで人を狂わせるのか。本当に強烈なお話でした。
風間深織さん
評価:☆☆☆☆
テーマが病の「不治」
ネーミングセンス。何度でも言います、ネーミングセンス。本当にネーミングセンス。ガツンとやられました。暗めの話の中にあのネーミングセンスのアトラクションが出てきて、どうにかなりそうでした。お話としても心理描写がぐっときて、とても面白かったです。アヤノさん、助かるといいなぁ……
葉穂々さん
評価:☆☆☆
テーマがふじなだけに、「ふじ」急を元にした遊園地のアトラクション名が良いですね。
「ええもんがねぇが」には吹きました。ポケモン世界に実際に有りそうです。
しかしアヤノさん、気持ちはわかりますが、初対面の人に何て事を……!
カイさん
評価:☆☆☆
アヤノの返信を読んで、トモヒコはどう思ったのでしょうね。
怒り、憎しみあるいは喜び、愛情?
彼の受け取り方で、ハッピーにもバッドにも転ぶ可能性を秘めたお話だと思いました。
あと遊園地のアトラクションのネーミングが好きです。
乃響じゅん。さん
評価:☆☆☆
もうショートショートの鉄板中の鉄板みたいなネタですね。しっかりポケモンでやりきってくれました。
思い出の実の効力が示された段階でオチは読めました。本当にやりきってくれましたね。ありがとうございました。
森羅さん
評価:☆☆☆☆
まずですね。「富士急ハイランド」のネタが凄い。これはパッと思いつかなかったです……。思いつかなかったのに、「ええもんがねぇが」とか「Z・Z舞雷火(ゼ・ゼブライカ)」とか見たら元ネタがわかるんですからすごい。御見それしました。
で、本題ですが。「忘れられたくない」からこそ、トモヒコに薬を飲ませたアヤノがもう。エゴですよね。エゴ。彼の気持ちを考えず、踏みにじり、それでも「恨んでいい、忘れないでいてくれるなら」ってもはや狂気さえ含んでいますよね。ですが、ある意味彼女はそこまでしてでも「死にたくはなかった」んでしょう。病に殺されたくなかった。そこまでの生き汚さ(表現が悪いですが……)があるのなら、(ここまで作者様が考えてらっしゃったかどうかはわかりませんのであくまで一読者の妄言としてですが)アヤノさんはもしかすれば病を乗り切れるかもしれないと思いました。勿論、そのあとから、トモヒコさんにどう償っていくかは別のお話なのでしょうが。
いや、このお話は最後まで読んだ後にタイトルを見ると少しばかりぞっと怖気が走ります。ライモンで会いましょう。ええ、その通りですね。互いに「互いを忘れることのできない二人」は互いの思い出の中でライモンで出会い続けるわけですから。本当に秀逸でした。
Pさん
評価:☆☆☆☆☆
お題「ふじ」から不治の病は数々の作品に絡んできましたが、その使い方が特に面白いと思った一本でした。
絶対に治らないとは言っていないものの、相手を(ほぼ)不治の病にするという薬の使い方はまったく予想しておらず見事に騙されました。
それでいて闘病気力を保つ最高の思い出をしっかり作って治療に入っていった主人公に「勝ち逃げ」の単語が浮かんだのは私だけでしょうか。
Ryoさん
評価:☆☆☆
いやもうこえぇぇよ!
家族とか親友とかじゃなくてたまたま友人に紹介してもらった初対面の男性相手にこれをやるところが理解できなくてこえぇぇよ!
逆に罪悪感が生じて親しい人相手にはできないとかそういうアレか!? にしたってそもそもの発想がヤバいよ!
これ処方された薬を人にやっても駄目だし、健康な人に飲ませていいもんでもないだろうし、まして健康な人にモルヒネ打つような劇薬だし、
やられた方がただ恨むだけじゃなくて訴訟に出るリスクが半端ないよ! そうなったらアヤノさんも治療に専念するどころじゃないよ! 
でもこの病と死の苦痛を前にしたアヤノさんの冷静かつ壮絶な心理状態の怖さに圧倒されて☆3だよ!
ポリゴ糖さん
評価:☆☆☆☆
【褒めポイント】
・思い出の実というカードゲーム由来の発想
  ポケモンカードから持ってくるという発想はなかった……。
・インパクトのある展開
  3分の2くらいのところまで穏やかだったところから、一気に落としてくるスタイル。緩急がばっちり。
・アヤノさんの葛藤
  開き直るようでもあり、しかし何度も謝罪の言葉を入れているあたりから、葛藤と後悔が見て取れる良い文章だと思いました。
【指摘ポイント】
・一般の人に処方が禁止されている薬を病院外へ持ち出すことの難しさ
  基本的に医師や薬剤師の管理の許で扱われる薬になると思うので、他人に呑ませるという状況が果たして可能かどうか。
【総評】
 緩急のついた良い物語。☆4つとさせていただきます。
逆行さん
評価:☆☆
 遊園地のアトラクション名などはよく考えられていて面白いと思いました。『絶対捕喰廻転迷宮』などZ技を捩ったアトラクションからはかなりヤバさを感じます。こういうのは好きです。もっと挿れても良かったんじゃないかと思います。
 肝心のお話の方ですが。軽いジャブを一発打ってきた、という印象でした。インパクトが正直薄かったです。悪くは全然無いんですけどね。でもやっぱり埋もれてしまっている感じがする……。全体のレベルが高いからかもしれませんが。
 トモヒコさん今後めっちゃしんどいと思います。下手したら精神病んで自殺しそうですけどねこれ。お墓の前で泣いて発狂するんじゃなかと心配になります。アヤノさんの後を追う可能性もあるんじゃないですかね。
 人に忘れさられたときに、初めて人は本当の意味で死ぬ。しかしトモヒコさんが死んでしまったらもうおしまいですよこれ。覚えている人がいなくなっちゃいますよ。
紫雲さん
評価:☆☆☆☆☆
 読み終えて、「ああ、すげえ」と感嘆の声しか出ませんでした。
 アトラクションのパロディのオンパレード、難病と向き合うという悲痛な場面でありながらも、どこかユーモラスであると同時に、カードの設定を上手く組み込んで、生きることのできる希望をアヤノに、そして読み手にも与えていたようで、しかし。
 女性のメール文体であるからこその、痛切な訴えかけに心揺さぶられました。
小樽ミオさん
評価:☆☆☆
 綺麗にまとめあげられたショートショートという印象を受けました。もし書籍の短編集にこの作品が挟まれていたら、読んだ自分は絶妙なしこりを胸に抱えながら次に進むんだろうなあという気持ちよさがあります。
 自分で自分に納得することが生きた意味なのか、それとも誰かに忘れられずにいることが生きた意味なのか。何を以って人生の幸福・不幸と捉えるのか、読者に内省を促す作品であったと思います。アヤノさんの行動に賛同はできないのですが、「忘れられたくない」という強い意志に考えさせられるところがありました。
 伏線や小道具もいいですね。山梨県の遊園地(よく考えたら「ふじ急」でしたね)のアトラクションもうまくポケモン世界に移植されていますし、アヤノさんが手にした薬もポケモンカードから取材されているなど、着想の豊かさと綿密な落とし込みをうかがわせる点が好印象です。一周目はとにかくアヤノさんの怖さが頭にこびりついたのですが、もう一周してみると構成も丁寧で、自分本位とは言え腹を決めたアヤノさんの言葉で物語の筋にオチが付いているのもまとまりがよく、作品としてのまとまりに良い印象が残りました。
 肝心の遊園地でのシーンは、アトラクションの説明に力を入れすぎてうまく二人のデートと絡み切っていない印象があります。気合を入れてアトラクションを考えたのが伝わってくるので、それが二人の人生のシナリオにさらに絡んでくれば読み応えがあったと思います。
北埜とらさん
評価:☆☆☆
 先に謝っておきます。ごめんなさい。
 私、タイトルだけ見て「あ、やまおとこネタやろうな」って思ってしまいました。いざ開いてみたら普通に真面目でびっくりしました。最初に回収したと思ったら、最後に本当の意味が分かるタイトル、大変俊逸と思います。

 ポケダンにそういう道具でもあるのかな? と思って調べたんですが、どうやらポケモンカードですね、「思い出のみ」。進化前に持っていた技を使える。カードイラストと色も一致しているから多分そうでしょう。違ったらすいません。ポケモンカードって結構ネタの宝庫だったりするんでしょうね。
 アヤノさんは家族友人じゃなく、初対面の赤の他人を、わざわざ投薬対象に選んだんですね。きっと自分がやろうとしていることは惨たらしいことだと理解するあまり、近しい人に投薬することが出来なかったんでしょう。本当は優しい人なのだろうと推察いたします。
 永遠に自分の事を覚えていて欲しい相手が、赤の他人、ってそれ、もう、本当に、アヤノさんは追い詰められていたんでしょうね。全然知らない人が自分のお墓の前でいつまでも泣いてる、って、私は結構嫌ですけどね。でもいざ死ぬってなって本当に追い詰められたらそう思うのかもしれませんよね。恨みでいいから覚えてて欲しい、って、スゲェですよね。トモヒコさんが元カレとかならまだ話は分からないでもないんですが、こいつ赤の他人ですからね。アヤノさん、……イカれた女だぜ。私の心には残ります……多分。
 ホラー的恐怖感よりも同情心の方が沸き上がってしまいました。病気かわいそう。

■投票時追記
 あれっすね アヤノさんは遊園地デートの最中にトモヒコさんのことを本当に好きになっちゃったんでしょうね そしてトモヒコさんもアヤノさんに惹かれるところがあったんでしょうね。赤の他人が墓の前で泣いてたらキツいわと言いましたが、お互い仄かな恋心が芽吹いた状態でのコレだとしたら……悲恋の物語……いやまあ……やっぱりイカれた女ですけどね……
円山翔さん
評価:☆☆☆
 人はいつ死ぬかという問いに、とあるヤブ医者はこう答えたと言います。
「人に忘れられたときさ」
 全くその通りだと、この物語を拝読して思ったわけなのです。薬は使いようによって毒にもなり得る。今回の薬がトモヒコさんにとって毒になったのか薬になったのかは分かりません。が、私はアヤノさんのご冥福を、トモヒコさんの幸せをひっそりと祈ることしかできません。
 アトラクションの名前がユニークで、しかし現実世界の何かとポケモンの名前をうまいこと掛け合わせているなぁと思いました。ただ、今回のような使い方がされたおかげで、思い出の実の使用について見直さなければならないのではないかなぁ、なんて……
はやめさん
評価:☆☆☆
 アヤノさんには、御家族や親族はいらっしゃらなかったのでしょうか。
 「紹介してもらった」男性に記憶という己の全てを刻み付ける程追い込まれているとしたら、相当なものだなと心労の程を推察致します。或いは性根の問題といった話になりますか。だいぶ怖い御方のようだ。
 最初のメール、最後のメール、意味の移り変わり。後のどんでん返しが面白かったです。
 これとは少し異なりますが、現代文の文章で「写真の中の映像自体は語り手によって初めて具体化される。記憶の語り部がいなくなれば、映像は意味を持たず、風化する」といったニュアンスの文章を読んだ事があり、この作品を読んだ時に自然と思い出しました。
 つまり思い出も、思い出を知っている人がいるからこそ、意味を持つ…… という風に解釈します。思い出はこれから生き続ける人の中に宿ることで、初めて生を得るのでしょうか。面白い作品でした。
浮線綾さん
評価:☆☆☆
浅夜&とまとさん
評価:☆☆
レイコさん
評価:☆☆☆☆
48095さん
評価:☆☆☆☆☆
まーむるさん
評価:☆☆
不壊さん
評価:☆☆☆☆
あすぺふさん
評価:☆☆☆
えびフライさん
評価:☆☆
じゅぺっとさん
評価:☆☆
灰戸さん
評価:☆☆☆☆
さつこさん
評価:☆☆☆☆☆
空色代吉さん
評価:☆☆☆
586さん
評価:☆☆☆☆☆
織田秀吉さん
評価:☆☆☆☆