ハネッコジャンプの感想

はやめさん
評価:☆☆☆
>それになにより私だって“ひとりで生きていける”とあの私を追放した者たちに言ってやりたい。見返してやりたい。と。
 ああー、なるほど。集団から疎外されたハネッコは悔恨の余り「独りでも生きていけるようになりたい」と願う。
 しかし、ラジオ塔のジャンプは本番「自力」では成功しなかった。
 仲間に頼ることは恥ずかしいことではないと知り、自分自身も今度は助けになれるようなポケモンを目指そう、というお話なんですね。
 良いですね~~そういうの。自力で活路を切り拓くキャラクターはやはり格好いいと思いますが、私は誰かに頼らなければ人もポケモンも生きて行くことは不可能だと思っております。甘えを許されない世界ほど恐ろしいものはない。
 自力で生きて来たと思う者でさえ、きっとどこかで誰かに助け、頼っているのではないかと。そんな風に思うことがあります。この作品を通して、温かな気持ちになれました、ありがとうございます!
北埜とらさん
評価:☆☆☆☆
>「「その言葉を待っていた!!」」

 この作品はこの台詞に尽きます。二読目にこの台詞を予感しながら読み進めたのに、二読目でもこの台詞でやっぱりグッときました。
 悔しい、悔しい、の畳み掛け(だんだん文章が長くなっていくとこ綺麗だなあ)からの、助けて!!、からの、この台詞。なんかもう展開としては大変王道ですが、熱いですね。物語の鬱憤の力を溜めて、溜めて、溜めて、この台詞で爆発した! って感じで、すっげぇ爽快で熱かった!! ああ~っ、仲間って良いね。

 “ひとりで生きていける”と過去の仲間たちを見返してやりたかったけれど、その挑戦の末仲間に助けられ、傍に仲間がいてくれたことに気づき、ひとりでは生きていけないことを実感する。敵! 努力! 友情! 勝利! そして次のステージへ……! シンプルで分かりやすく、大変美しい物語と思います。
 またその仲間ポケモンのチョイスがいいじゃないですか。ヒマナッツにタマンタ。どっちも超弱そうなところが凄く好きです。弱いなりに、彼らはハネッコが弱さゆえ群れを追われたこと、だから『ひとりで』生きていきたいと言ったことに複雑な思いを抱いたろうし、ハネッコがひとりで努力する姿を見て、強く胸を打たれたろうなあ。
 ヒマナッツが気に掛けてくれていたのもそうだし、タマンタの体が大きくなっていたのも、ハネッコを支援するために努力している伏線だったのでしょう。彼らがハネッコのために練習して習得した合体技、
> タマンタとヒマナッツが生み出す風は温かく、心地よくて力強くて、即興で生み出されたものではなく、この風を作るのにふたりがどれだけ練習したかが伝わってきて……どこまでも高く跳べる気にさせてくれる。
 風と共に生きるハネッコという種族だからこそ、『風そのもの』から彼らの愛情を感じることができたんだろうなって。なんかもう美しいですね。友情ばんじゃいですね。そしてハネッコはかわいい。
 そもそもハネッコというのはひとりで生きていくことを想定されていないポケモンですよね多分。『風に飛ばされないように群れで葉っぱをからめあう』とか図鑑設定をみる限り、群れなければ生きていけない、ただ風に流されままであることしかできない脆弱な生き物なんだ、私はハネッコに詳しいんだ。ひとりで生きていくことを選択しようとしたこのハネッコは、落ちこぼれジャンパーだったかもしれませんが、見様によってはメンタル強者ハネッコという風にも取れると思います。地の文が物語のフワフワ感より渋めに設定されているようなところからもそう感じます。地に足ついてるハネッコだよ君は。
 二人が起こしてくれた友情の風に、ハネッコはただただ受動的に押し上げられ、目指す高みへ到達した。ハネッコの努力が実を結んだとは言い難い。でも、ハネッコってさ、進化してワタッコになると、どんな風に煽られても綿毛を操って好きな所に行けるようになるんですよね。その辺に成長の可能性を感じますよね。きっといずれ彼らの力になれるような、彼らの風に乗って世界を飛び回れるような、素晴らしいジャンパーになれるよ。

 あ、あと五億回くらい言われると思いますが
 ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
 この矢印が出てきた時点で「コイツぁ傑作やな……」ってなりました(小並感
 かわいかったです。とっても。ハネッコいいよね。
砂糖水さん
評価:☆☆☆
話の区切りに使われている
> ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
がなんか好き。
一生懸命なハネッコとそれを見守るヒマナッツとタマンタかわいいしほのぼのしてていい話だと思いました。
あきはばら博士さん
評価:☆☆☆☆☆
短い話ながら起承転結、クライマックスの盛り上がりがちゃんと入っていて、大好き。万有引力の法則で反比例を突破するのも好き。
照風めめさん
評価:☆☆☆
死亡:×
頻度:ラジオ16 上昇気流2 ◎反比例4
舞台:ジョウト
推しポイント:ほっこりカタルシス
アオリ文:上昇気流に乗っかって、頂き目指すはラジオ塔
本企画で最も反比例が作中に多い作品です。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
による段落分けがめちゃくちゃ可愛い!! 正直これだけで作品の評価爆上げです。
ポケモンのチョイスも、上手いですね! ちゃんと物語を遂行出来てかつジョウト出身で単独では決して強くないポケモン達。いいですね。
ラジオ塔なんですが、通天閣がモデルであるならば108メートルとのことなのでかなり高いですね。ハネッコの体重が500グラムであったとしても、上昇気流だけでその高さまで行くのはかなりハードそうです。
ヘリコプターが飛ぶのはあのプロペラが回転することで揚力を得ることなんですが、ヘリコプターで1000~2000RPM(一分で千~二千回転してる)だそうなのでハネッコの力でどれだけ揚力を得られるか。
また、それだけ回転した場合、おそらく作用反作用でハネッコ自身もほぼ同等の回転が発生すると思います。(ヘリコプターが回らないのは尾の部分で回転とは逆方向に風を発生させているため)
恐らくですが、ラジオ塔から落ちる恐怖は我々が想像してるよりも格段に怖いと思います。死ぬほどグルグル回りながら、下へ落ちる恐怖を味わっているんだと思います。いや、でもアニメでもハネッコ達はそんな飛び方しない……。ハッ!
って空想科学〇本じゃないのでマジメにやりたいと思います。工学専門なのでやるにしても今度はちゃんと突っ込みます。
>地上との距離が離れるだけ体にかかる重力は距離の二乗に反比例して少なくなるらしい
計算してみたんですが、ハネッコが50メートルジャンプした程度では0.0016%程しか変わらないようです。
いや、あのこれ決して意地悪ってわけではなくただ私の自己満足なので……、そこだけご理解いただければ……。
でもこの反比例の使い方は上手いな!! と思いました。上昇気流と反比例ってついになっているとも取れるので、どうみんな使うのか楽しみにしていたのですが、物理的な計算式で使うとは!
さて、ほのぼのした世界観と、ラジオ塔を乗り越えるという可愛い目標に対しこのハネッコの渋さがいいですね。
単に可愛い系統の目線にあれば、最後の悔しいの部分が映えなかったと思います。ラジオ塔を越えるのを野望と称するのも味ですね。
時系列の並びも良かったです。最初の掴みはバッチリでした。
そのお陰で物語の一連の流れは綺麗だと思います。悔しいという感情を溜めて溜めてから、最後の最後逆転ホームラン!
ほっこりしつつ、それでいてぶちかますカタルシス。気持ちよかったです。
あすぺふさん
評価:☆☆☆
弱いポケモンが弱点を克服するために努力するお話ですね!
個人的に、反比例の無理やり感と
 悔しい。
 失敗したことが悔しい。
 悔しい。
 見返せなかったことが悔しい。
 悔しい。
 辿り着けなかったことが悔しい。
 悔しい。
 全力を出し切れなかったことが悔しい。
 悔しい。
 心半ばで死んで終わってしまうことが悔しい。
のところが好きです!
風間深織さん
評価:☆☆☆☆☆
初っ端からこのクオリティ。アニメ映えするというか、このお話で1本映画ができるんじゃないかと思うほどでした。なんて素敵な友情のお話。その言葉を待っていた! ……うわあぁあああああ! なんてゾクゾクする展開! 文句なしの☆5つです。大好き。
乃響じゅん。さん
評価:☆☆☆
仲間達よりもジャンプの下手なハネッコが、仲間と共に高く飛ぶことを志すお話。体の軽いハネッコにとっては、地上は月面のようなものなのでしょうかね。頑張る姿がほほえましいな、と思いました。
かわいい雰囲気を持たせるのかと思いきや、結構ハネッコの独白における単語の選び方がものものしいところがありますね。野望なり、あいつらを見返すなり、死ねたらいいなり。これが彼の個性と取るか、物語の魅力を減じていると取るかは読み手次第かなあ……。個人的には、3:7で後者の気持ちが勝っています。
また、冒頭の掴みが弱いように思いました。回想に入るので、最初はラジオ塔から落ちていく場面から始まるのもスムーズで良いのかな、と思います。結局、ジャンプし始めるシーンも後々もう一回描かれましたしね。
良さは伝わってきますが、具体的に詰めていくともっと面白くなる! そう感じられる作品でした。ありがとうございます。
トビさん
評価:☆☆☆☆
上昇気流を物語のピークに持っていく演出 すばらしかったです
簡潔なお話ながら3つのお題を上手に使っている作品だなと思いました
森羅さん
評価:☆☆☆☆
一番最初がこれかー! ってくらいレベルが高い印象でした。もうね、本当になんというか、一言で言うなら全体的に可愛いです。童話的というか、小学校低学年の国語の教科書に載ってそうな感じ(すみません、良い例えが浮かびませんでしたが、「よかった!」の意味です)。☆4なのは投票時に☆5の数を減らしただけですので、お気になさらず。
カイさん
評価:☆☆☆
ハネッコとても可愛かったです!
ハネッコ自身が当初思い描いていた結果にはならなかったようですが、大切な
友人の思いを得て、強く決意するハネッコは格好いいです。
素直に応援したくなる素敵なお話でした!
Pさん
評価:☆☆☆
ハネッコin癒し枠。
小さなヒマナッツとタマンタが巻き起こす不可視ながら巨大な上昇気流と、それに乗ってラジオ塔のてっぺんまで到着する小さなハネッコという構図は想像してみるとなかなかに壮大で、彼らのサイズから考えると我々が想像するよりもっとダイナミックな動きなのだろうと思います。
遠くの親類より近くの他人という言葉は少しばかり意味が違いますが、この話は遠く離れた群れの仲間達から近くにいる小さな友達に改めて目を向ける契機となったのだろうとも。
ジャンプで超えたのはラジオ塔ではなく「人に頼ることを認める」というハードルだったのかもしれませんね。
フィッターRさん
評価:☆☆☆☆
はねろ! ハネッコ。文章の区切りが『↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑』になっているのが面白いですね。ハネッコのもっと高く跳びたいという想いが伝わってくるようです。
ひとりでは超えられなかった壁を友の力を借りて乗り越える、王道な物語はやはりいいモノです。情景や心理の描写も鮮やかで素晴らしい。反比例を万有引力の法則の法則に絡めて使っているのも面白いですね。実際は数10メートル舞い上がったハネッコにかかる重力の減少なんて蚊の涙みたいなもんでしょうが、それ故にハネッコが聞きかじりで知ったことにすがっているようにも見えていいなあと思いました。
葉穂々さん
評価:☆☆☆☆
のんきな外観とは裏腹に、何と重い覚悟を背負ったハネッコなのでしょうか。
海へと落下し、「悔しい」という想いが連なるシーンの描写が上手いなぁと感じます。
お題の使い方もGOOD! テーマA一番手として、お手本になる作品であったと思います。
あまもさん
評価:☆☆☆☆
そびえる巨大なラジオ塔と小さなハネッコの対比が、高い空と大きな目標を思わせて好きです。一人にならないことは大事なことですよね。
Ryoさん
評価:☆☆☆
お題を素直に使った、とてもストレートでいいお話だと思いました。
ちまいポケモン達が一生懸命野望を叶える(叶えさせる)ためにラジオ塔に登ったり天気予報を聞いたりトレーニングしたりするの凄く健気で可愛い。
ハネッコが群れから追い出された理由が無情だけど仕方ない感じでいいと思います。野生だからね、自分のせいでみんな襲われちゃうとしんどいですよね……ハネッコあんま強くないし……
トレーニングの最中もしょっちゅう危ない目にあってるのが、ハネッコというポケモンの立場の弱さを強調してて可愛くも切なかった。
ただ話の本題に入る部分もオチもちょっとストレートすぎる感があります。
「気持ちの整理と回想」とか言いながら自己紹介しだすあたり、そこからかよ、落ちながら随分余裕あるなお前、という気になってしまうのは否めないし、
最後にハネッコがこのお話の教訓みたいのを語って終わるのは、なんだか小説というより作文を読んでいるような気分になりました。いやそれでも可愛いけど。
基本可愛いしか言ってないですね。だってポケモンの選出もセンスがあって可愛いし、ハネッコのひとり語りも基本可愛いんですよね……
ラジオ塔のてっぺんに着いたのに下ばかり見てぷるぷるしてるのとかたまらないですね……
ポリゴ糖さん
評価:☆☆☆☆
【褒めポイント】
・胸のすくサクセスストーリー
  ラジオ塔の頂上を目指すという目標がシンプルで分かりやすく、ちっちゃいポケモンたちの頑張りが素晴らしい
・ハネッコの心情描写
  死に際の感情の発露も息を呑むような表現が良い
・ポケモンの個性が活きている
  おいかぜとにほんばれで上昇気流を作る発想がgood
【指摘ポイント】
・「ひとりで生きていくこと」について
  「ひとりで生きていくのは難しいと考えを改めた」のなら独力でやることにもっと意固地になっていたとも取れるけれど、そういうわけでもない? 「再認識した」というのがより良いのでは。
【総評】
 純粋に良かった、ということで☆4つです。
 
逆行さん
評価:☆☆☆
「お前が言うな」って感じもしますが、お話が些か真面目過ぎる気がします。そこが本作の特徴ではあるのですが……。
 起承転結の結で「このお話のテーマ」を纏め、そして幕を閉じていますが、あまりにも直接的と言いますか。ちょっと真面目な感じがして、むず痒く感じてしまいました。
 最後はお話のテーマを直接的に語るのではなく、風景の描写等で間接的に表現する等の工夫を求めたい所です。
 ハネッコは可愛らしかったです。ただ可愛いだけでなく、ハネッコの過酷な生活感も浮き彫りになっていて良かった。あんなに過酷であれば、一匹ぐらいは作中で死者が出た方が自然な感じはしますが。ただそれだと、作品の雰囲気が損なわれるから微妙ですかね。
 ハネッコだけでなく、ヒマナッツやタマンタといった他のポケモンも上手く物語に活かされていました。上昇気流を発生させる所は科学的に正しいのかは分かりませんが、知識の無い自分の目線から見ると良くできていたように思えます。
 三題噺の使い方はお手本のようにとても上手いです。これについては加点をしたいと思います。
紫雲さん
評価:☆☆☆
 幼気な印象のあるハネッコですが、その思考を示す文章はまさしく思慮深い大人であることがとても意外に思いました。今回は助けられましたが、努力してきたことを否定せずに、また挑戦してほしいと願ってしまいます。
 ひとりでは生きていけない。ポケモンであっても誰かに助けられながら生きていく。普遍的なテーマを改めて考え直すことのできるお話でした。
小樽ミオさん
評価:☆☆☆
 小さなポケモンたちでも力を合わせればラジオ塔のてっぺんにだって飛べる! 仲間って本当にいいものです。今回はハネッコの願いの全部は叶わなかったけれど、次こそはタマンタとヒマナッツ、そして自分にとびっきりの笑顔が咲いたらいいね! と、なんだか画面の向こうにエールを送りたくなりました。
 ハネッコが特にかわいい一作でした。自動扉の前でしゅんとしているハネッコを思い浮かべるとにまにましてしまいます。こういうこと一つを取っても、ハネッコは自分の力だけではできないこともあるのを人一倍知っているのかもしれません。その分だけひとの痛みもよく分かる子なんだろうな、などと想像しました。
 ハネッコの述懐で語られる文章は、やや達観しすぎていると言いましょうか、感情の起伏が抑えられているように思えたので、もっと「悔しい」「悲しい」「嬉しい」をセリフ以外にも盛り込んでいいのではないかと思いました。何も成し遂げられずに生涯を終える悔しさが描かれたあとの「「その言葉を待っていた!」」に爽快感を覚えたので、小説にうねりをもらたすような気持ちの波がもっと押し出されているとよかったかなと思います。
円山翔さん
評価:☆☆☆
 「風を掴め!Playmaker!」という台詞が頭に浮かんだのは、私が重度の遊戯王脳だからなのでしょう。物理法則云々については専門のはずなのに一切私の頭の中にはございません(オイ)。でも、ラジオ等のてっぺんまで飛ぼうなど、並大抵のことではないのだろうと、そう思います。落ちこぼれの自分を追い出した仲間を見返すために。小さなきっかけを貰って挑戦して。仲間に助けられて。傍観者なりの意見かもしれないのですが、見返すことができなくてもいいと思うのです。ラジオ塔のてっぺんまで跳ぶという大きなことを成し遂げたことに意味があるのだと。そして。最後にハネッコ自身がそう言っているように、一人では生きていけないと知ることが、大事なのかなぁと思いました。
浅夜&とまとさん
評価:☆☆
ステイルさん
評価:☆☆☆☆
レイコさん
評価:☆☆☆☆
48095さん
評価:☆☆☆☆
まーむるさん
評価:☆☆☆
不壊さん
評価:☆☆☆☆
えびフライさん
評価:☆☆☆
じゅぺっとさん
評価:☆☆☆☆☆
久方小風夜さん
評価:☆☆☆☆
灰戸さん
評価:☆☆☆☆☆
さつこさん
評価:☆☆☆☆
586さん
評価:☆☆☆☆
織田秀吉さん
評価:☆☆☆☆☆
穂風湊さん
評価:☆☆
浮線綾さん
評価:☆☆☆☆