怪獣のバラードの感想

葉穂々さん
評価:☆☆☆☆
音を求めて、人が滅びた世界で、楽器と共に旅する怪獣達の物語。
タイトルになっている曲をなぞっているのか、フライゴンは砂漠を出て海へ往く……彼はきっと、大好きな音楽と共に歩き続けていくのでしょうね。
あきはばら博士さん
評価:☆☆☆
軽快な音楽が聞こえてくる。4つのキャラが同じ場所で喋っているはずなのに、読んでいて混乱しないのがいいですね。
乃響じゅん。さん
評価:スキップ
自作品です。読んで下さった方はありがとうございます。元ネタは合唱曲で有名な同盟の楽曲から。以前より楽曲の内容を作品に反映させる小説の書き方はたびたび行ってきましたが、歌詞のほぼ全てを取り入れたのは今回が初めてかもしれません。
作者としてはスターのことを可愛いヤツだと、この世界を「何だかいいなあ」と思っていただけたら、それだけで作者としては大成功です。
この作品を書く上でやらなくて良かったなぁ、と思うことが三つありました。
一つは、砂漠を旅立つところで話を終わらせること。それから、旅の途中でジャンがスターに当たる展開に持っていくこと。そして、最後のCD再生後、機械のラジオ機能を使ったら知らない音楽を受信して、人間の存在を示唆するところで終わること。
偉大な人たちの偉大さを受けて、その中で真っ直ぐに成長する様子を見ていくのが一番清々しいかな、と思いました。
また、己の弱い心以外の敵を作ると、書いている自分のメンタルが死にそうになるというのもこの展開にした一因にあります。笑
Pさん
評価:☆☆☆
真っ赤な太陽沈む砂漠から離れた主人公の目に映るのはまさかのポストアポカリプス世界。この鮮やかな転換にはとても驚かされました。
フライゴンもまたドラゴンポケモン、長大な寿命を持っていてもおかしくありませんものね。
そんな人間文明が終焉を迎えた世界においてポケモン同士、そして時を隔てたポケモンと人間を繋ぐものとして音楽を使っているのもタイトルの元ネタに通じるものを感じ、楽しかったです。
照風めめさん
評価:☆☆☆☆☆
死亡:×
頻度:ラジオ12 上昇気流2 反比例1
舞台:不明
推しポイント:よちよち歩くフライゴン
アオリ文:音楽が僕の世界を変えた。旅立つ僕のハーモニー
世界観が最高です。小説を読んで異世界に行く、ってのはまさしくこういうものだと思います。
この作品は世界観が最大のパワーでした。優しく、互いを認め合い、それでいて力強く生き、活き活きとした世界。素敵。
ラジオの使い方も面白いです。食べちゃうんだ!! でもそこで音に目覚めるっていうのが使い方がいいですね。
冒頭のスターの一件は、体が大きい生き物らしい悩みで、普段我々が決して感じることはない悩みなのですが、「だれかと話がしてみたい」という感情移入しやすい心情がベースにあるので本当にすっと入ってきました。
その結果が「歩けばいいんだ」というのも可愛いですね。普通ならなんでそれに気付かねえんだよ!! ってなるんですが、この世界観だと何でも許してしまえるんだ。というかフライゴンが歩いてるのを想像すると可愛い。可愛くない??
今作はタイトルと同名の童謡がベースになっているのですが、歌詞もほぼ全て作中で回収されていて巧いなあと思います。
私は作品→詞はよくやるのですが、詞をベースに作品が書けないのでうらやましい!
海が見たい、人を愛したい。怪獣にも心はあるのさ……。
ジャン、ヌーシュ、ロマも可愛いですね。ポケモンのチョイスが良い。そしてキャラも良い。特にジャン味があっていいですね~。
> そうだ。僕はこの情熱を知ってしまったんだ。ふと砂漠を渡る誰かを見つけたとき、溢れ出る恋しさ。話してみたいという衝動。僕が本当に出会いたいのは、あの時出会った音楽と、それを教えてくれた名前も知らない旅人。
ここほんと好き。その直前の旅人とのやり取りも大好きで、そこからのこの描写ですよ! はああたまらん! 尊い!
スターの同行したい、をジャンが一度静止するのもいいですね。でもそこから羽の音を聞いて、それを楽器にしようっていう発想。ポケモンならではだし、優しさがあふれ出してきて、はあ、好き……。
ジャンの過去がめっちゃ刺さります。わかります。情熱が先走って、孤立してしまう。でもジャンはそこで自分の過ちに気が付いて、立ち直る。短いエピソードなんですけど、その中にたくさんのシーンが宝箱のようにぎゅっと詰められてると思いました。
そして最後。まさか人間が既にいない世界だとは……! 今回のポケストフェスはどうも人間が主でポケモンが従の作品がすごい多かっただけに、とても新鮮だなと思いました。
そして最後の最後、旅人との再会……。はああ、どんな曲なんだろう。たぶんこれは私では書けない曲なんだな。そう思います。
てか作者さんなら曲かけるでしょ! 作って!!!
なんか全然まとまりがなく、読み返しながら思った順に感想をドバーっとぶちこんでるんでもう何が何だか分からないんですが、作者の人に私がこの作品めちゃくちゃ好きだっていうのが伝わればもうなんでもいいです。
希望とやさしさに満ち溢れたハッピーエンドで、ポケモン小説を読んだことが無い人にもお勧めしたいなと思う作品でした。
あまもさん
評価:☆☆☆☆
怪獣のバラードの曲の歌詞と同じフレーズや展開が文の中に織り交ぜられておりどきどきしました。温かい気持ちの折り重なりを感じながら読めました。
Ryoさん
評価:☆☆☆
一読目は世界観を飲み込むことがやっとで、二度読んでじんわりと良さが分かりました。
やはり途中で「実は人類は遥か昔に滅亡していた」ということが分かるシーンと「遺跡」を探索するシーンがとても哀感に溢れていていいなと思います。
壊れやすそうなCDがまだ厳選できるほどあって、再生機器がまだ動き、人間の建物もまだ原型を留めているものが多くあるということは
人類滅亡からそんなに経ってないと推察されますが(少なくとも百年後とかではなさそう)、合っていますでしょうか。
人間が滅びた後に「ご先祖様からずっと伝えられてきた」と音楽をずっと受け継いでいくポケモン達がいる、というのが面白くて、
この独自の世界観自体に凄い色んな想像力を掻き立てられます。
ですがそれゆえにいらん想像力も働いてしまって、例えば冒頭でスター自身も望まずとも他のポケモンの命を奪ってしまっているのですが、
その描写から、もし望む望まないに関わらず生まれつき攻撃的な衝動が備わっているような種族はこの世界でどうなるんだろう、ということを気にせざるを得なくなってしまいます。
冒頭で殺めてなかったらまだこうやって我に返らないで楽しめたのかもしれない……でも誰とも関わりがないから弔い方も知らないスターの描写もいいんだよなぁ……
文章としては、後半のヌーシュの台詞が長すぎる(さすがにiPhone6sの画面に入り切らない台詞を一つのカギ括弧に収めるのは長い)くらいなので、
そこはうまいこと編集すれば大丈夫だと思います。
全体的にいい話なのですが、ただ私が結構我に返るというか、物語から心が離れてしまう部分が多くなってしまい、この評価となりました。すみません。
森羅さん
評価:☆☆☆☆
バラードです。確かにバラードです。クラッシックの曲を聴いているような、讃美歌のような物語でした。「世界は美しいんだよ」って思い知らされるような優しいお話でした。心に沁みました。ありがとうございます。
ラジオだけ、もうちょっと出番が欲しかったなと……!
フィッターRさん
評価:☆☆☆☆☆
テーマA個人的トップ3の一角です。
好きな合唱曲から引用されたタイトルを一目見て『読みたい!』と思った作品でした。合唱曲の歌詞をところどころで引用しているのが、タイトルをしっかり本編に反映していましたね。
あっさりした感じなのに、それでも実際に音楽を聴いているかのように、しっかりとメロディーが伝わってくるような、そんなシンプルで素敵な音楽描写が本当に素敵です。"野営の火も焚いていないのに、彼らの中に光が見える。"音楽の美しさを一言で表したこの文章、本当に素晴らしい。
幼い日、出会った音楽に惹かれたこと。ジャン達に出会ったことで、忘れていたそれを思い出したこと。先行きが不安になりながらも旅を続け、そして最後には音楽を教えてくれた人間に音楽で再会する――ストーリー構成も、それを彩るキャラクターも世界観も本当に魅力的で、最初から最後まで物語の世界に没頭することができました。旅人が残し、スターに長い時を超えて届けられた音楽は、やはり『怪獣のバラード』だったのでしょうか。
長い時を超えて語り継がれる音楽の素晴らしさを教えてくれる、美しい物語をありがとうございました。
トビさん
評価:☆☆☆☆
ズルいなあと思いました タイトルになっている曲で既に世界観を想像してから読み始めたので すんなりスターに感情移入しました これから彼は旅をするんだろうと 砂漠を捨てるんだろうかと そんな気持ちで読み始めたんですがお話の作り方が上手い だだっ広い砂漠 砂嵐で視界がかすむ中に唯一の響く音楽 砂漠の精霊とも呼ばれるフライゴンですが こうして結びつけたのは素晴らしいなと思います 割と砂漠を捨てた描写があっさりだなと思ってしまったので これはタイトルからくる私の想像が膨らみ過ぎてしまったのかなと思います
旅の目的 そして世界観が明かされたシーンは衝撃でした 旅人が曲を形にしたいと語っていた夢を叶え その結果スターと彼を再び引き合わせたんだなあと思うと感慨深いです 音楽のすばらしさ 音楽の可能性をよく表した作品だと思います
穂風湊さん
評価:☆☆☆☆☆
とても好きな作品です。原曲も大好きです。
真っ赤な太陽の沈む砂漠に暮らしていたフライゴンが、三匹と出会い、砂漠の足跡に手を振り旅立って。傷つけることしかできなかった翼を、誰かを楽しませる力に変えることができる。
話の要素同士のつながりが綺麗で、読んでいて気持ちよかったです。冒頭で出会った旅人と最後に出会えた場面が特によかったです。見つけたCDに入っていたカバー曲は、きっと""あの曲""なんでしょうね。
カイさん
評価:☆☆☆☆☆
このお話めっちゃ好きです……めっちゃ好き……ありがとうございます。
情景描写が大変丁寧で、砂漠に孤独に佇むフライゴンの姿も、ジャン達が奏でる音楽も、それに合わせて体を揺らしながら心を震わせるスターの情熱も、ありありと目に浮かべられました。
中盤でスターがジャン達について行くことが決まったシーンと、ラストで旅人さんに時を超えて再会できたシーンで、涙が流れました。
ぜひ続きを読みたい作品です。
風間深織さん
評価:☆☆☆☆☆
うわぁ、やられた。読みながら歌が頭をぐるぐる。合唱オタクの私には、引き込まれる要素が多すぎる。ギターやカホンを演奏するポケモン……いいなぁ。ギターを弾くための5本指のポケモンチョイスも良い感じ。素敵。大好き。今合唱コンクールの関東大会の合間に感想を書いてるんですけど、音楽ってやっぱり良いですよね! 音楽の力って素晴らしい!!!
ポリゴ糖さん
評価:☆☆☆☆
【褒めポイント】
・音楽の表現が濃密で素晴らしい
  「そして、次に来る何かを予感させるビブラートのロングトーン。まるでロマが、「来て!」と、二人に呼びかけているようだった。」特にこれが好きなのですが、印象深い表現が多くあって秀逸と思いました。
・キャラが立っている
  特にジャンさんのキャラクターが際立っており他のキャラとも被らない。
・ストーリーの良さ
  特に一番最初の悲しい展開から明るいエンドを迎えるという落差が良い。
【指摘ポイント】
・羽音を楽器にすることについて
  提案されたものの、どうしようかうーん、という状態で全然進展していないのが悲しい。もし別れて砂漠でひとり練習するにしても、せめて高い音低い音の使い分けくらいまではできていないと独学は厳しいかと。
【総評】
 音楽表現に「やっべえ」とは思ったもののその先の展開を考えて☆4つとしました。
円山翔さん
評価:☆☆☆☆
 音の響き、奏でる者の心。その伝え方が素晴らしいと思いました。私も音楽に触れる者として、これくらいできるようになりたいものです。そしてこれは凄い個人的な意見なのですが、音楽を「きく」ときは「聞く」よりも「聴く」という漢字を使った方がいいのかなぁなんて思います。
 最後まで拝読して、ああ、もっと続いてくれと思ってしまいました。文字数の制限でここまでしか描けなかったのか、それとも単純にここまでで切ろうと作者様が思われたのかは分かりません。残念ながら怪獣のバラードという曲は一度二度聞いただけで、ちゃんと覚えていません。それでも。もう少し先まで物語を追ってみたいと思いました。
逆行さん
評価:☆☆☆☆
 非常に心温まるお話でした。人を傷つけることしかできなかったフライゴンが、音楽の道へと進んでいく。まだ彼の音楽は未完成のままですが、きっといつかその羽の音が美しいメロディーを奏でるんだろうなと。あれですね。この四匹がこの後に大勢の前で演奏している光景が鮮明に浮かんでくるんですよね。ジャンも除々にうまくいくようになったように、スターもきっと少しずつ目的を達成できるようになっていくのでしょう。
 最後に昔出会った人間の絵を見つける所が良いですね。人間の作った音源も聞けて、形は違えど一人と一匹は再会できたんだなあと思いました。
 ちゃんと感動できる場面もあって、一人一人のキャラも立っていて、お話の構成もしっかりしている。素晴らしいと思います。
 一つどうかなと思ったのが、冒頭で死者を出してしまった所です。こういう心温まるストーリーと世界観では、死者を出すという展開を用いるのは少し似合わない気がします。死者を出してしまうと結末で引っかかるものがあるというか、「あのポケモンのことはいいの……」って思ってしまう所がありますので。そこがちょっと惜しいなと思いました。死者を出さずに、大怪我を負わせてしまうぐらいに留めておいても良かったのではないかと思います。
 
北埜とらさん
評価:☆☆☆☆☆
 優しい世界。
 ですよね。本当に。夢みたいな、童話みたいな、お伽噺みたいな。嘘みたいに優しい世界。ポケモンたちが主人公である作品なら、私はこういう感じな、呆れるくらい優しい物語であってほしい。大好きです。もうなんか、この作品に描かれる世界すべてが愛おしすぎて、ナックラーの頃の回想シーンが挟まるあたりから、ずっと泣きそうな顔で読んでんですよ、私。
 誰も責めない、誰も悪意を抱かない。すべての生き物が、すべての生き物を、互いに認め、尊重しながら生きている。音楽に興味があるスターの思いを汲み取って、その上で同情心などでなく『新たな音楽の探求』という純粋な気持ちで、彼を仲間へ受け入れたり。スターの音をどう生かすか、スター以外の誰もが前向きに、肯定的に、考えたり。ジャンの思い出話のときも、ジャンは素直に悔しがって、正しく反省して努力をして、苦労しながら失敗を重ねながら、どんどん立派になってって、そんなジャンを皆も分かって受け入れて。なんて優しい世界なんだ。なんて正しい世界なんだろう。
 人間が滅びてしまった後の、砂漠、ともすれば退廃的な世界観ですよ。でも彼らは、こんなにも豊かに生きている。人間が残した音楽という名の武器を手に、世界中の仲間たちと繋がりたくて旅をしている、そうなることを信じている。なんかこれ……もう……あれですよね。け〇のフレンズですよね。こんな感想しか書けなくてすいません。け〇のフレンズを見た時の感動が蘇りました。この物語は優しいかわいいだけじゃなくて、皆『芯が通ってる』『意志が強い』って感じも凄くして、だから好み度合いで言えばそれ以上かもしれません。
 文章もシンプルでさ、会話も捻ってオシャレとかでもなく、このびっくりするほどハイレベルな大会で突出して文章表現がお上手という訳でもないんですけど、すっっっごい惹かれるんですよね。最初にスターが三人の音楽を聞くときに、
>~あとほんの少し、もう少し。まるで計り方を知らないのに、それが来るのがいつなのかが分かる。分かってしまう。
> スターの心の中で、ここだ、と思ったのと全く同じ瞬間、ジャンとヌーシュの音が弾けた。
 ここがもう、ものすっごくて……この文章で、どんなに美しい言葉を重厚に塗り重ねるよりも、『素敵な音楽なんだろうなあ』『この音楽のことをスターは心底感じているんだろうなあ』というのが分かっちゃうんだ。真髄を捉えているんだ。もう、すごいっすよこれほんま。すっごい好き。 
 お話やキャラたちはかわいくて、あたたかで、でもスターの心の中にずっと引っ掛かり続けて、少しずつ膨らんでいたものもあって……、それも仲間たちに溶かされて。「早く砂漠を出るべきだった」と残っていた後悔が、『遺跡』でのあの再会で、あまりにも綺麗に昇華される。彼らが聞いたのは合唱曲『怪獣のバラード』だったのかな。なんかもう……もう……無理……泣きます……一生この曲が心に残りそうです……マジで……
 なんか、普通に、「皆で演奏して終わり」かなって思いながら読んでたんですよ。でも演奏せずにハッピーエンドで終わった。いつか必ず演奏する、待ってる、という会話で物語は幕を閉じる。でもね、これね、考えてみたらね、絶対成功するんですよ。道は困難かもしれない、でも必ずうまくいく。ジャンとヌーシュとロマ、憧れた三人と肩を並べて、人を傷つける事しかできなかった翼で美しい旋律を奏でて、みんなを笑顔にする瞬間が、間違いなく訪れると確信できる。だって、この世界は、あくまで「優しい世界」だからさ。
 これってさ、形式上の幕引きで一旦ハッピーエンド、からの、四人で演奏している姿を想像して読者の頭の中でもう一度ハッピーエンド、っていう、二重のハッピーエンド構造になってますよね。何言ってるか分からないかもしれませんが、私はそう感じました。だからとっても幸せなんだ。
 音楽って幸せだな。人間が滅んだ後に、こんな世界が、本当にあったらいいなあ。素敵な、素敵な物語を、本当にありがとうございました。

■投票時追記
 R P G は ず る い な あ あ あ あ ~ ~ ~~~!!!!!!私セカオワ好きなんですよ~~~~!!!!!!!好きなんです~~~~~!!!!!!!あああああ~~~~~!!!!!!!!
 作品そのものってよりも、作品を内包しながら、スターたちの行く先の世界がひらかれていくような、そんなイメージで聞きましたRPG。やっぱ続きを想像してワクワクしちゃう物語だなあ。『街を抜け海に出たら 次はどこを目指そうか 僕らはまた出かけよう 愛しいこの世界を』……! デン!デン!デンそらはあーーーーおくーーーーーすみわたーーーーりーーーー!!!!!いやあ……最高です。握手してください。最高です。いやあ、いいね、RPGいいよね。RPGはいいぞ。
はやめさん
評価:☆☆☆☆☆
 何箇所か心を揺さぶられました。文章自体がシンプルなので、もう少しひとつひとつの表現に拘っても……と感じる部分はありました(例えば、気になったのは「人間」が世界観で特殊な存在なのに、ポケモンもまた「一人」「二人」とカウントされている点が一緒くたになっているようで少し引っかかってしまいました)。でも全体的にすごく感情に訴えかけてくる感じで引きこまれました。
 それよりも! ですよ。ダイナミックな流れ、メロディの旋律が奏でられる如く感情の起伏を触発する物語に圧倒されました。彼らの演奏を間近で観衆の一人として是非とも傾聴したい、そんな想いにいつの間にか駆られていました。

 スターの境遇。ナックラーやフライゴンというポケモンの生態が関係することもあって、自分の世界をなかなか拓いていけなかった。そこに現れた三匹のポケモンたちと演奏をするという道を歩むことを決意し、世界が劇的に拡張されていく。これはもう揺さぶられますよね。正直涙腺に来ます。
 あと世界観もなかなか独特で、ある意味「ポケダン」を彷彿とさせるほのぼのとした雰囲気があります。しかし、フライゴンの羽ばたきひとつで命を落とす獣がいたりと、その辺は慎重かつシビアな設定を凝らされているように感じました。砂漠という舞台の力も、境遇と合わせて閉塞感を生み出していたと思います。ですので、この世界観自体が非常に魅力的で、スターにはより広い世界を体験していってほしいです。

 最後の演奏シーン。私は音楽を題材とした作品は基本的に好みなんですけれども、小説の文字で表される音というのは、耳に聴こえてくる実際の音とまた違った趣があるなと思っています。ここはもっと書き込んで味わいたいというほど、見せ場に感じました。どんなポケモンが来ているのかとか、どういったメロディなのか、とか。魅力的であればあるほど、ますますそれを体感したいと思ってしまうので欲張りですね、すみませんww
 あと、文字数的に多分難しかったと思うのですが、スターが演奏するところまで見てみたかったなという気持ちはありました。この物語は、スターが自分の世界を開拓していく決意を固める点と、「音楽」が時を超えてポケモン同士の縁を紡いでいく、という点に重きを置かれていたと受け取っております。目的は完遂されたと思うのですが、連載小説であれば最初の章が終了したという感触でもあり、いっそのこと「続きを読みたい」とすら思ってしまいます。でも短編読み切り小説なので、ここで終わるべきですよね……うう、なんか読者としての好奇心がバラードを求めているよ……。
紫雲さん
評価:☆☆☆☆☆
 フライゴンの特性や生態を組み込みながら、音楽を一貫したテーマに物語が進められていく。素晴らしい着眼点と優しいストーリーだとしみじみ思いました。合唱曲としてタイトルは知っておりましたが、歌詞も踏まえるとまた物語が深まり、素敵なお話であると確信できました。
浮線綾さん
評価:☆☆☆☆☆
浅夜&とまとさん
評価:☆☆☆☆
レイコさん
評価:☆☆☆☆
rairaiboさん
評価:☆☆☆
48095さん
評価:☆☆☆☆☆
まーむるさん
評価:☆☆☆
小樽ミオさん
評価:☆☆☆☆☆
不壊さん
評価:☆☆☆
砂糖水さん
評価:☆☆☆☆
あすぺふさん
評価:☆☆☆
えびフライさん
評価:☆☆☆☆☆
久方小風夜さん
評価:☆☆☆
灰戸さん
評価:☆☆☆
さつこさん
評価:☆☆☆☆☆
空色代吉さん
評価:☆☆☆
586さん
評価:☆☆☆☆
織田秀吉さん
評価:☆☆☆☆☆