鳩の恩返しの感想

カイさん
評価:☆☆☆☆☆
鬼塚の特攻の場面でミカヅキがどんな行動に出るのか、どんな瞬間にメガシンカするのか。中盤ぐいぐい引き込む構成になっていて、クライマックスシーンまで夢中で読み進めました。
「それで、世界中の人に伝えたいんです。どんなに国同士がいがみ合っていたって、ポケモンがいれば人間同士は仲良くなれる、うまくやっていけるって。」
鬼塚のこの台詞で涙がこぼれそうになりました。死が日常となり、憎悪にまみれた弾を撃ち合い、特攻の覚悟の果てにピジョットとそして敵軍に命を拾われた彼の口から出るこの言葉の重み。
飛び去るミカヅキと鬼塚、それを祈りを込めて見送る鏡……最後のシーンは爽やかで、切なくて、悲しくて、でも希望の虹色に光っていて、じーんと心に残るものでした。
照風めめさん
評価:☆☆☆☆☆
死亡:〇(モブとか)
頻度:ラジオ1 〇上昇気流8 反比例1
舞台:近代
推しポイント:全部(脳死)
アオリ文:死出の旅路、三式戦に寄り添う亜麻色の僚機
本企画で二番目に上昇気流の登場数が多い作品です。
この作品を読み終わって、あれ? と思いました。何かと思ったんですが、端的に言えば泣いてたんですね。もう大好きです。
日米戦争とポケモンのミックス。この手の作品は過去にも読んだことがある(おそらくその方と同じ作者?)と思っているのですが、その中でもダントツに面白く、ポケモンという存在が非常に映えていたと思います。特にピジョットがジェット機に追いついているシーン。ポケモンらしい人の力を越えた生き物だなと感じました。
戦時中苦しみながらも、ほっと息をつけるような人とポケモンの交流。
それでいて戦わなければならない。命を賭さねばならないといった時代の圧力。
迫りくるタイムリミットの中、葛藤し続ける鏡さん。そして全てを受け入れて進もうとせん鬼塚の意気。それでいて、鬼塚のミカヅキへの優しさが本当に心に染みるのなんの……。
そしていざ決戦となったとき、命散る戦場に差し込む一条の光。メガストーンの伏線から、お見事! めっちゃ感動しました。
エピローグ部分も蛇足感一切なく、緩やかに復興していく街を想わせるような明るさで、カタルシスに近い心地良さを感じ取ることが出来ました。
空戦というテーマを扱ったにもかかわらず、本当にわかりやすく丁寧に書き込まれていたのですっと世界観を理解することが出来ました。
もうほんと好き過ぎて言語が出てきません。とにかくめちゃくちゃ面白かった……。
人とポケモンの麗しい友情。最高です。
同人小説の未来は明るい。こんな作品に出会えるなんて。こんな作品を同人でも書けるんだ、という希望になりました。
フィッターRさん
評価:スキップ
拙作その1です。今回も相変わらず隠すつもりがまるでない仮面を被ったので、わかる人には作者の正体がすぐにわかったことでしょう。
さて、いつものポケモン×WW2短編ですが、今回初めて太平洋戦争を取り上げました。
今回もいつものように頭の中の書きたいもの貯金にあった『ピジョットと飛燕とメガシンカ』のネタを引っ張り出して、そこにお題をぶちこんむ形で大まかな方針を決定。さらに執筆直前『キミにきめた!』を見て大きく感銘を受け、その考察(http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/152942/147902/115224550)を見てさらに感銘を受けた結果、『自分の世界観は崩さずに"優しい嘘"に満ちた王道ポケモンミーツヒューマンで行こう!』と言うコンセプトを決定し、肉付けして完成させました。執筆期間はおよそ1ヶ月です。
以下、様々な小ネタを箇条書きで。

・マスクネーム『ニョロゾとビリリダマ』の由来は、作中に登場した戦闘機、三式戦闘機と五式戦闘機の試作番号『キ61』と『キ100』に由来しています。
 それぞれの数字を全国図鑑番号に照らし合わせると、61番のニョロゾ、100番のビリリダマとなるわけです。

・初期案では鬼塚がいなかったり特攻の要素がなかったりしたのですが、ピジョット――ミカヅキの『恩返し』を物語の主軸にするために、後から加えました。戦後のシーンとかも入れられたので、結果的に成功だったなあと思っています。

・主人公の所属部隊を飛行第244戦隊にすることは初期案から決めていました。エンブレムが素敵ですもんね。
 某軍艦擬人化ゲームにも出ているそうなのでご存知の方もいらっしゃるかも。特攻の要素を盛り込んだのはこの部隊の隊歴を詳しく調べたからでもありました。振武隊の舞台番号は架空のものです。

・飛んでいる生き物を見て上昇気流を探る、というのはかつてグライダー乗りをしていた父の実体験が元ネタです。このネタをポケ二次で使うのは実は二度目だったりします。

・この作品の作者を(おそらくは冗談で)No.17さんの作品だと推理していた方がいらっしゃいましたが、カゲボウズを出したのは紛れもなくNo.17さんの影響です。
 初登場するときのミカヅキをピジョンにする計画もあったのですが、作中で進化する描写を挟むのが難しかったためお流れになりました。

・『ラジオ』は書き始めの頃はもっと序盤で使っていたのですが、太平洋戦争末期ものでラジオを出すならみんなの期待を裏切らないこのタイミングにすべきだな! と考えて最終的に終盤になりました。

・コンセプトがコンセプト故、僕が大好きでよく物語に盛り込む『俗っぽく醜いポケモンの一面』は今回意図的に封印して書きました。ミカヅキさんマジ聖鳥。
 またダウナーな雰囲気をあまり強くしたくなかったので煙草も今回封印しています。

・作業しつつ聴いていたBGMは以下になります。シーンに併せて聴きながら読んでみるのもいいかもしれません。
 〇冒頭の出撃シーン - Audiomachine 『Veni Vidi Vici』
 〇上昇気流を探す鏡と鬼塚 - ゲーム『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』より『舞万原』
 〇ミカヅキを襲う米海軍機との空戦 - 映画『スカイ・クロラ』より『Surprise Attack』
 〇戦隊本部前の鏡と鬼塚の会話 - 映画『スカイ・クロラ』より『Affair』
 〇ミカヅキと共に西へ向かう編隊飛行 - 映画『スカイ・クロラ』より『Night Sortie』
 〇シーツで作った白旗を見せる鬼塚 - ゲーム『エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー』より『15 Years Ago』
 〇鬼塚へキーストーンを差し出すミカヅキ - 映画『ポケットモンスター キミにきめた!』より『バイバイバタフリー』
 〇米海軍機に襲われる振武隊機 - ゲーム『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』より『カイダのテーマ』
 〇乱入するミカヅキ、猛攻を受ける鬼塚機 - 映画『スカイ・クロラ』より『Teacher』
 〇ラストシーン、ミカヅキと鬼塚を見送る鏡 - ゲーム『エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー』より『The Journey Home "ACE COMBAT 5 Ending Theme"』
 相変わらずのスカイ・クロラ率。レシプロ戦闘機に合うからね。しょうがないね。

参考資料
 陸軍飛行第244戦隊 調布の空の勇士たち(http://www5b.biglobe.ne.jp/~s244f/index.htm)
あすぺふさん
評価:☆☆☆☆
戦争の話ですが詳細に書かれていて、しかも分かりやすかったです! 好きな作品です!
葉穂々さん
評価:☆☆☆☆☆
恐らく、作者は兵器や軍事方面に明るい方なのでしょう。
専門性があり、かと言って、読者を置き去りにするわけでもなく……文字数の多さが苦にならない文章でした。
そして鳩は、ぶっしにのされた鷹、幼女を(恐らく)落とした鷲とは格が違いました。
メガシンカがここまで上手く使われている作品は初めて見ましたよ。いやぁ、面白かったです。読めて良かったです!
トビさん
評価:☆☆☆☆
単純に上手いなあと思いました ポケモンという空想の生き物が 共に戦争という苦しい時代に生きた仲間のように思える そして鏡の一人称の目線で語られる非日常の中であろう時代における日常が 当時の状況をありありと表現しています
お話の展開も ポケモンのメガシンカが出来てから そして戦時中と同様今の時代にリンクさせるなら震災以降から 煩わしい程に聞いてきた「絆」という概念を見事描き切った作品なのではないかとおもいます
戦闘機や戦時中の事は知識が乏しい為言及できず恐縮ですが 物語としての完成度として評価させていただきます
あきはばら博士さん
評価:☆☆☆☆☆
人間とポケモンが同じ位置で戦い、そして戦わないという戦い方がみごとでした。
戦わないという戦いをカッコよく描くのは難しい。
乃響じゅん。さん
評価:☆☆☆☆☆
一読して、ポケモン小説でこんなにハイレベルなものが書けるのか!!と、十年以上ポケモン小説を見てきて初めての衝撃を受けました。
ポケモン世界と現実の融合、戦闘機の知識・リアリティ、第二次世界大戦の悲惨さ、エンターテイメント性、どれをとっても一級品で、最初から最後まで一気に読んでしまいました。この例えが適切かは分かりませんが、戦前を描いた朝ドラの戦争パートを見ているような、そんな気持ちになりました。このリアリティがあるからこそ、最後には鏡隊長も鬼塚も生き残ってよかったと心から思うことができました。ミカヅキの見せた勇気と、米兵の優しさが染みました。
ミカヅキ、本当にこっそりと生き物を飼っていて隊員の癒しになっていたってこと、ありそうです。
ポケモンとかトレーナーは敵性語として排除されなかったんだろうか、ということについては、作者さんの見解を伺いたいです。読みやすさ重視であったのか、あるいはシャツやサイレンと同様の扱いだったのか。気になりますね。
最高の物語を、本当にありがとうございました!!
Pさん
評価:☆☆☆☆☆
タイトルでオチが分かっていながらそれでも面白いと思わせる技量よ。
戦争文学系としてはかなりベタな展開ではあると思うのですが、そこにポケモンを絡めることでポケモンそのものへの愛着の表現、メガシンカに必要な絆の醸成、そして決して文量は多くなくとも戦後の彼らまでもを描くことでメガシンカで芽生えたその後の可能性までも書ききっており、戦争という背景と物語上での必要要素をうまく絡めて昇華できていると感じます。
最後の「背中についた器具をミカヅキに持ってもらって飛ぶ」という飛び方に彼らの信頼が溢れんばかりに見えていてとても好きです。少しでもミカヅキが何かの拍子に自分を落とすと思っていたら絶対にできない飛び方で。
たぶん彼らを知らない人が見たら結構ぎょっとするんじゃなかろうかと思うんですが、表情が見えれば逆の意味でびっくりしそうですね。何一つ怯えた顔をしてなさそうどころか、笑みさえ浮かべている姿が目に浮かびます。
彼らに☆がきらきらする中を飛んで欲しいです。これに☆5を投げに来ました。
あまもさん
評価:☆☆☆☆☆
まず、戦争や戦闘機などに関する知識が豊富でまず作者様に感服しました。書きたくても書けませんもの…。数ある鳥ポケの中ピジョットというキャストが戦争と言う舞台の中の光のようで素敵でした。カゲボウズのシーンはこれからの展開の不穏を思わせぞくぞくしました。
風間深織さん
評価:☆☆☆☆☆
なんと言い表せば良いのか…… 戦争という重いテーマ、鬼塚とミカヅキの関係。絆とも信頼関係とも違う。そんな一言ではくくれない関係に、涙が出そうでした。メガシンカするべくしてしたというか、ダメですね、自分でも何を書いてるのかわからなくなってきました。でも、本当に大好きです。戦争がなくなってよかった。
まーむるさん
評価:☆☆☆☆
これはフィッターさん。
読んでいて兵器好きで平和好きという感覚がそのまま浮かんで来た。
Ryoさん
評価:☆☆☆☆☆
この作品ではポケモンが私達と同じように命を持った生き物であり、また、私達の及ばない力を持ったポケモンである。
一見当たり前の前提のように見えても、それを文章で表現することは難しい。どうしてもなんか生き物じみた感じが薄れてしまう、時があります。
そしてこのお話では、上記の大前提が全く矛盾なく表現されている。上昇気流を掴み、飛行機と並んで当たり前の顔で飛んでみせる。
けれど、飛行機に乗った人間の撃つ弾の前にはその翼は全くの無力で、それはきっとメガシンカして飛行機を引きちぎるほどの爪を持っても変わらない。
もしもミカヅキがその爪を使ってアメリカの飛行機をいくら撃墜しても、この世界を覆う戦争は何一つ変わらない。無論、爆弾を持って特攻しても同じです。
鬼塚さんがミカヅキに白旗を持たせて、死なせたくない、とだけ願うのではなく、戦争の道具にしたくないと願うシーンがとても重く感じました。
ピジョット、あんなにおっきくても一応は鳩なんですね……平和の象徴とされる存在が白旗を掲げて戦場の空を舞うクライマックスは、
本当にこれだけで作者様の伝えたいことが十二分に伝わるのですが。
鬼畜米英を熱く語って敵への怒りに燃え、特攻機への搭乗を志願していた鬼塚さんがミカヅキからメガストーンを貰い、メガシンカを起こすシーンは、
どちらも鬼塚さんが国への忠義や敵対心を全て剥ぎ取って、心からの本音をこぼすシーンだし、
主人公の鏡さんが必死に心にしまい続ける戦争の大義への疑問、湧き上がるカゲボウズ、戦後の復興しつつある日本で語らう鬼塚さんと鏡さんまで、
話の芯が全くぶれておらず、だから白旗を携えて飛ぶミカヅキが一層輝いて見えるのだと思います。
また、戦争ものはこれまで何度も発表されていましたが、今回戦後まで書いたことで、戦争への怒りや諦念だけではなく、
平和な未来への切望も作品に宿ることとなり、それは今、幸運にも保たれている平和の世を生きる我々にも伝わるメッセージとなっていると思います。
良い作品でした。ありがとうございました。
森羅さん
評価:☆☆☆☆☆
きっと、ものすごく良く調べて、ものすごく丁寧に調べて、描かれたんでしょうし、とても素晴らしい出来なのですが、すみません。ちょっと僕はすごくあの辺りの時代の話が非常に苦手でして、「とても丁寧に時代考証をされていて、とても丁寧に書かれてらっしゃって、実際とても素晴らしい作品でした」とだけで、失礼させて頂きます。すみません……。
砂糖水さん
評価:☆☆☆☆
うっ……文字から受ける圧がやばい。重い(
レベルが高くていい話でした。感動した……けど、ちょっと優等生っぽくてあと一歩突き抜け感が欲しかったです。でもこの話でこれ以上の何かって難しいですよね……。
メガシンカの出し方がすごくよかったです。まさに欲しいところどんぴしゃで来てくれた。し、彼らが生き残って本当によかったなあ。
ポリゴ糖さん
評価:☆☆☆☆☆
【褒めポイント】
・専門的な知識や単語を違和感なく盛り込んだ話の展開
  上昇気流をキャノピー内では感じられないから鳥やポケモンを頼りにするとか、万歳三唱で撃墜マークを足すとか、その辺は飛行機の構造とかだけではなく、太平洋戦争の頃の世界観を作者さんなりに解釈し、上手くポケモンと混ぜて表現している点。
・空軍とピジョットという関係だからこそ、というストーリー
  海軍(軍艦)とか陸軍の地上部隊とかだとどうしても特攻の描写がやりづらいし、普通の鳥ではキャノピーをぶち破ることはできないと思うので、チョイスが素晴らしい。
・ポケモンの超常的な力が上手く活かされている
  飛行機を追い越して飛んだり数百キロを飛んで追って来たりキャノピーをぶち抜いたりと、ポケモンならではの出来事に痺れました。
・ピジョットが可愛い
  さっきまで悠然と飛んでたピジョットの、寂しげなまなざしで「追い出すの?」とか殺人級だと思います!
【指摘ポイント】
・星が5つまでしか贈れない
  ルールだから仕方ないね……。
【総評】
 読んだ直後は本当に「やっべえ」以外出なかった、作り込まれたポケモンならではの小説、悩むことなく☆5です!
円山翔さん
評価:☆☆☆☆☆
 戦争をテーマにした作品、更には「オーデンス」という国名。しかし、ピジョット、カゲボウズの姿。そこから導き出される作者の名前が二名ほど頭に浮かぶのですが、果たして真相は。知らないことだらけなのに、するりと頭に入ってくるのが不思議です。それだけ作者様は作品内に登場する戦闘機の性質や操縦法、その戦術、更には時代背景に関してとても詳しいのだと、感嘆してしまうのです。やはり、小説を書くためにはそれ相応の知識が必要なのだと改めて思い知らされました。
 ミカヅキが姿を変えたシーン。鳥肌が立ちました。これ以上に言葉が出てこないのがもどかしいです……そこから、米軍機が鬼塚を助けようと手信号を出したシーン、鏡さんが
「米軍の人間も心ある存在だ」と気付いたシーン。上層部の多くの人間がもっと早くに気付いていたなら、戦争なんて起こらなかったのでしょうか。平和な今を生きる身としては、二度と起こってほしくないと甘っちょろいことを言うことしかできない訳なのですが、本当に世界中の人が分かり合えるようになったら、どんなにいい事だろうとそうぞうするしかないのです。主人公が最後に残した地の文と同じことを、私も願っている……と言いたいです。
はやめさん
評価:☆☆☆☆☆
 圧倒的ですね。再読後もやはり圧倒されました。これは文句なしの☆5を贈らせていただきたいと思います。完成度が物凄く高いので、疑問に思った箇所も特にありませんでした。
 戦後5年なら大方の制度も整うと思いますし、それぞれの境遇も違和感なく受け取ることが出来ました。

 メガシンカの使い方が戦うためではなく、助けるため。
 公式で戦うために作られた要素を二次創作流にアレンジする、この切り口は非常に斬新で印象に残りました。絆の解釈もまだまだ色々あるんですね。
 メガシンカの用途含め、文章全体から「戦いではなく、手を取って分かり合いたい」という作者様の強いメッセージが伝わってくるようです。作品を飛び越えて、作者様の直の思想をなんとなく感じ取ってしまうほどに強い筆致でした。
 日本が終戦に向かうまでの歴史を、今一度辿り直すような思いで拝読致しました。それだけのリアリティがポケモン世界上に乗せられており、二重写しの世界観として映えていたと思います。ラスト、人々が手を振ることの出来る空が戻ってきて良かった。
 「軍事×ポケモン」という作風には幾らか心当たりがありますが、その類の知識・領域に縁遠い私でも楽しむことが出来たので、これからもポケモン二次創作の着眼点にぜひぜひ新たな風を吹かせてください! 楽しみにしております。
逆行さん
評価:☆☆☆☆
 主人公が自分に嘘を付いて特攻に入っていたことに気がつき、ピジョットがメガシンカするシーンは圧巻でした。目先の敵を殺すよりも、白旗を振り、命の危機に瀕している人を助ける。ポケモンはいつだって純粋ですね。
 日本に勝ち目なんてもうないと分かっているのに、周りに流されてしまっている主人公の姿が切なく見えました。どうしようもないですからね。傍観者である自分からは、ピジョットに乗って逃げちゃえばいいのに、なんて思ってしまいますが。彼は義務感も強くてそんなことは絶対に考えないのでしょう。
 妻を亡くしたという知らせを聞いた場面が割とあっさりしていたのが意外でした。悲しみよりも無力感が募る主人公。確かに特攻に入隊して死ぬことがもはや"日常"と化しているような空間にいたら、悲しみや怒りが沸いてこないのも無理はないかもしれませんね。
 戦争ものとしては明るく終わりすぎてご都合主義感が否めない部分も多少はありました。欲を言えばもうちょっと終戦直後の苦労も描いた方が良かったですかね。サラリーマンにすんなり就職できて、ポケモン勝負のてっぺんをめざせるような状況であるとはちょっと想像がしづらい所です。ただそれを差し引いても感動的なお話であったと思いました。
紫雲さん
評価:☆☆☆☆☆
 まさかポケモン二次創作で本格ミリタリを、それも第2次大戦下の日本を舞台にしたものが読めるとは、誠に恐れ入りました。ひとつの映画を観終えたような高揚感。メガシンカを元来の絆の力を大切にしながら書き表されたことに最大級の賛辞をおくりたいほどです。鬼塚伍長とミカヅキの絆、それを見届けた鏡大尉、戦争と向き合いながら逞しく空を飛ぶ登場人物たちにも心躍りました。
北埜とらさん
評価:☆☆☆☆☆
 これ……、手放しに大好きです。初読も二読目も泣きました。この作品に出会うことができてよかった。素晴らしかったです、非の打ちどころがありません。なんかこう、とりあえず、読んでくれと言いたい。推せる……。
 内容が良すぎて下手な事を言いたくないので何も感想が書けません……どうしたらいいんだ……戦時中のこう、軍人の、苦しむ矛盾……葛藤……国を守るとはなんなのか……どんどんと窮地に立たされていくその中でも戦うしかない人々の勇ましさ、そしてその渦中に突然舞い降りたポケモンの、なんと凛々しく、美しいことか。出会いのエピソードから絆が深まり、心が繋がる瞬間、そして後日談まで、三万字という制約の中で完璧に描き切っている。しかも傍観者たる主人公の心情が動いていく様も、ピジョットの絶妙にポケモンらしい仕草や愛らしさも、そしてあまりにも精密な戦闘(機)描写まで。その上なんか読みやすい、最初から最後まで没頭する、しかも山場はめっちゃ熱い……!! なんなんですかこれ。すごないですか。もう一回言いますが、ほんと非の打ちどころがありません。ものすごい完成度でした。凄い……好き……。
 好きなシーンがありすぎる、本気で「どこも好き」なんですが、子供が手を振っているのを制止されるシーンに始まり、手を振っているシーンで終わるの……凄い良いですよね、もう……熱いですよね……白旗というアイデアもすごいよかったしあのシーンめっちゃ泣くし……メガシンカの使い方も、今まで二次創作で出会ってきたメガシンカで一番好き……そして戦うためのメガシンカでなかったところが大好き……後日談があったかくて、しんみりして、そして「これからなんだ」って感じで終わるところ好き……外側の立場から彼らのエピソードを見届けた鏡さんの心理描写も凄い良かった あ~凄いな。ポケモンっていいな。いやなんか、碌な感想文ですいません、ほんと、素晴らしい物を読ませていただきました。ありがとうございました。
穂風湊さん
評価:☆☆
浮線綾さん
評価:☆☆☆☆
浅夜&とまとさん
評価:☆☆☆☆☆
レイコさん
評価:☆☆☆
rairaiboさん
評価:☆☆
48095さん
評価:☆☆☆
小樽ミオさん
評価:☆☆☆☆
不壊さん
評価:☆☆☆☆☆
えびフライさん
評価:☆☆☆☆
久方小風夜さん
評価:☆☆☆☆
灰戸さん
評価:☆☆☆☆☆
さつこさん
評価:☆☆☆☆☆
空色代吉さん
評価:☆☆☆☆
586さん
評価:☆☆
織田秀吉さん
評価:☆☆☆☆