嵐の向こうにの感想

風間深織さん
評価:☆☆
百聞は一見に如かず。テーマはこれかなと思いながら読みました。ルギアの誕生を、見ないとわからない、描けない。
ただ、どうしても物語が途中で切れているように感じてしまい、続きが気になります。「俺たちの冒険はこれからだ!」◯◯先生の次回作にご期待ください……みたいな。続きが気になる! 続きを……書いていただきたい作品第1位です。待ってます!
照風めめさん
評価:☆☆
死亡:×
頻度:ラジオ8 上昇気流2 反比例2
舞台:不明
推しポイント:そこにロマンがある
アオリ文:探求も、贖罪も。全ては嵐の向こう側
教育業界に携わる人間として、これだけは伝えなくちゃいけないと思いました。
反比例は小学校六年生で習います。中学一年生で初めて触れる単元ではないのです!
それはさておき、前後編で違うアプローチから、共にルギアの誕生を目指すという二部構成のお話です。珍しいな! と思いました。
どちらもどちらでしっかり筋が立っていて、どちらが好きかと言われるとどっちも好き! と言わざるを得ません。
前編では先生のセリフ回しがいいですね。人としてどうなのかはさておき……。
後編では佐伯のフォールダウンまでの流れが上手いと感じました。人に嫌われたくないからこその卑しい方向での努力。そしてそれを見抜くお嬢様。優しいな~。
お嬢様も佐伯を飼い殺しにしてしまったことに責任を感じているのでしょうか。以前のように旅に赴かせることでかつての画風を取り戻してほしい、そう思っているのでしょうね。
でも両者も非戦闘員なのに嵐の中に突撃しても大丈夫なのかな……。てか帰ってこれるのかな? 無事を祈ります。
葉穂々さん
評価:☆☆☆☆☆
投稿作品の中でも私の心に残るものがあり、星5とさせていただきました。
探究者として、あるいは罪人として……理由は様々ですが、ルギア爆誕を追う人々の物語。
海の神ルギアの誕生を垣間見るには、それこそ嵐を超える覚悟が必要であり、彼らは果たしてこの困難を乗り越えられるのか。それ以前に、伝説のポケモンは実在するのか。
前すら見えず、あまりに残酷な旅路ですが、それでも進まざるを得ない彼らを、私は応援したいです。
長編化したら、そちらも是非読んでみたいですね。
カイさん
評価:☆☆☆
嵐、ルギアというキーワードでつづられた人間模様のお話、素敵でした。
部屋の中で嵐の時を過ごしているような、平穏と不穏の入り混じった不思議な感じのするお話でしたね。
森羅さん
評価:☆☆
夏休みの電話こども科学教室(こんな名前でしたっけ? 違う気がしますが、きっと伝わるでしょう……)でしょうか!?  前半の<先生と僕>が将来への期待のようなもので終わっている反面、後半の<お嬢様と私>では嵐の晴れないまま終わっている感じで対比になっているのが良いなと思いました。
Ryoさん
評価:☆☆☆
冒頭の嵐の中でのおじさんと少年の会話が良すぎる。
嵐がルギアの卵、というロマン溢れる発想がまずいいし、おじさんの言葉に何かを掻き立てられる少年、それを「今、君の心に革命が起きている」と表現するおじさん。
この、冒険心の目覚めと成長を描いた冒頭部分、というか「先生と僕」のパート全般が本当に好きでした。
「お嬢様と私」パートも、語り手の美樹さんの口調や佐伯さんの変心、三人の人間関係の変化など、色々と見どころがあって好きです。
好きは好きなんですけど、どうも二つのお話のバランスが悪く、ラジオを通して繋がりもあるにはあるんですが「お嬢様と私」パートが長すぎて繋がりを薄く感じてしまいます。
その上でまだ先があるかのような終わり方なので、続きを予感させる、というよりも、字数が足りなくなってしまったのでとりあえず終わらせた、というふうに見えてしまいます。
もう少し二つのお話がバランスよく配置されており、それぞれの話の相互補完作用が強ければ高評価につながっていました。
Pさん
評価:☆☆☆☆
他の投稿作では情報を主人公、そうでなくともキャラクターへ伝達する手段として使用されることの多かったお題「ラジオ」の、公共電波=同じ内容を多数の人々が耳にするものという側面に着目した構成、大人になりつつある少年がもう知っている「上昇気流」と、まだ子供でもある少年は知らない「反比例」という二つが「ラジオ」を挟んで鮮やかに浮かび上がる問答と、とにかくお題の取り入れ方が秀逸な作品と思います。
生まれてくるルギアを抱くかもしれない嵐、少年の心に吹く嵐、画家とメイドが放り出される嵐と、それぞれの向かい合う嵐が交錯し、それぞれがその向こうを見ている作品にこのタイトルはとても似合っていますね。
乃響じゅん。さん
評価:☆☆
もっと読みたかった!!と思う作品でした。
二つの物語がもっと交差するものと思いながら読んでいたので、ここで終わりか、という思いを強く抱きました。ルギアを求める冒険にはどんなドラマが待っているのか。読んでいて一番知りたい部分を取り上げられたような気持ちにさせられてしまいました。ここまでの流れが非常に丁寧に描かれていたので、残りの22000字で描いて欲しかったな、と思いました。悠人くんと宮古先生の関係、そして佐伯さんのキャラクター、どれをとっても非常に魅力的でしたので、なおさらに。
フィッターRさん
評価:☆☆☆
ひとつの小説にふたつの掌編を詰め込んだ面白い構成ですね。嵐の向こうにあこがれる者、罪滅ぼしに嵐へ向かう者、望みを託されて嵐へ向かう者、この3人の対比がいいですね。いずれこの3人はどこかで出会うことになるのでしょうか。
前半の先生と少年のやり取りが特に面白かったです。反比例の使い方も予想外で驚かされました。
2つのお話がラジオの音声だけでしか繋がっていないのは少し残念でした。ひとつの作品としてまとめるからには、もっと繋がりを深めてほしかったです。
砂糖水さん
評価:☆☆☆
はじめの方はなんか低調で調子が出なかったけど、読んでるうちに勢いがついて引き込まれた。
夏休み子ども科学電話相談じゃねーか!(
突然出てきたのでちょっと噴いた。
あー、なんかもうちょっと読みたかったな、というのが読後の感想です。
ポリゴ糖さん
評価:☆☆☆
【褒めポイント】
・ラジオを通して2つの物語が繋がるという他にない話の展開
  夢というか野望というか、奇蹟を求める二つの物語がラジオを通じて繋がっている。もしかしたら教授と少年、あるいは佐伯さんと美樹さんとがその過程で出会って新しいドラマが生まれるかもしれない、実際にはそこまでの展開は本文には無いけれどそこまで幻視してしまう作品でした。
・反比例の使い方の独特さ
  「難しい単語」としてのこういう使い方に独自性を感じました。
【指摘ポイント】
・美樹さんが佐伯さんに惹かれていたという展開
  屋敷に連れ込んでお嬢様に会わせたときから既に、と読み取れますが、振り返ってそのシーンからはあまりそういう要素が感じられないがゆえに、いきなり出てきた違和感がぬぐえなかったです。
・2つの話の関連性
  例えば2つの物語の間で、ルギアの存在以外でも、何かキーとなる同じセリフを教授とお嬢様が(口調は変わるでしょうけれど)言う展開とか、そういうのがあれば痺れたなあと。教授の「今、君の心に革命が起きている。」『私はいつまでも君を待とう。ルギアと一緒に。』といったバシッと決めるセリフが印象的だったために、後半でもそういうのがあればと思いました。
【総評】
 前後の関連性がもっと欲しかったけれど、他にない作品のスタイルを評価して、☆3つとさせていただきます。
紫雲さん
評価:☆☆☆☆☆
 毛色の異なるふたつの物語が、やがて再び交わることもあるのでしょうか。壮大な計画の始まりを見ているようで、心浮き立つ気分にさせられました。ひたむきに道を進もうとする子どもと、道を踏み外してしまった大人。待つ者、支えようとする者。彼らの行く末に何が待つのかをしんみりと考えてしまうお話でした。
円山翔さん
評価:☆☆☆
 嵐を、ルギアをきっかけとして紡ぎ出される二つの物語。嵐の向こうに待っているものは、嵐を越えた者にしか分からない。けれど、きっとそれは見た者の心を動かすのでしょう。
 先生は少年にきっかけを与えました。少年なきっかけを元に勉強しました。それでもまだ足りません。人生の間に知ること全てを集めても、この世の全てを知るところまでは到底達することができません。それでも。教授に追い付くまで、もしかすると追い越すまで、先生は待ち続けるのでしょう。
 屋敷の少女は佐伯画伯の嘘を見抜きました。そして、彼を連れてきた奉公人の少女にきっかけを与えました。彼女は佐伯氏と共に、ルギアを探しに行くのでしょう。そして、佐伯氏の心が変わったのなら、二人はまた屋敷に戻ってくるのでしょうか。
 何が言いたいかって、きっかけって大事なのだなぁってことです。何か大きなことが起こる前には必ずきっかけがある。そのきっかけを掴むか捨てるかは自分次第。与えられたきっかけを、無駄にせぬようにしたいものです。
北埜とらさん
評価:☆☆
 夏休みこども科学電話相談室みたいなやつ(名称が正しいのかは)ですか!!!全然聞いてなかったんですがなんか面白そうだなと思ってました。ルギアの誕生を巡るふたつの物語。どちらのお話も結末が読めず、前後の繋がり含め楽しく拝読させていただきました。
 宮古先生の台詞の突拍子もなさ(褒めてます)がめっちゃ好きで、
> 「今、君の心に革命が起きている。」
 これがめっちゃ好きだし、あと
>「でも先生、僕待てないんです。」
> 『反比例。』
 これ……!! 笑う所じゃないんですが笑ってしまいました、すいません、褒めてます。めっちゃ褒めてます。この反比例の使い方、あまりにも面白くて今大会で一番印象に残りました。好き。先生ウィットに富みすぎなんだよなあ……。ふたつの作品でどっちもお題をクリアしてるのかと思ったんですが上昇気流は前半だけでしたかね。
 ふたつのお話で文体も全然違うのですが、全体として、地の文で雰囲気を演出するのがお上手だなあと感じました。二つ目のお話が好みでした、お嬢様を欺いていた美樹さんの本当の気持ちが見抜かれていたところ、それでもなおお嬢様が美樹さんを許していたところ。お嬢様の美しい雰囲気と相まってゾクゾクしました。セイレイバナについてちょっと調べてみたんですが、『精霊花』、だとすれば、=ミソハギで花言葉は『悲哀』『慈悲』『愛の悲しみ』等となるんですね。お盆の花、ともあるんで、多分この花やろうなあと思うんですが……この花だとすれば、『精霊花』は『ショウリョウバナ』と読む……んですけれど……ああっ無粋ですいません! モデルにされたんでしょうね、きっと。ポケモンのいる世界だもんね、全部が全部現実世界と同じじゃないですよね。それを意図されたんだとしたら、素晴らしい想像力をお持ちだなあと感服いたします。
逆行さん
評価:☆☆
 二部構成のお話で、どちらのお話もそれぞれ輝くものがあり、読み応えがありました。
 嵐の中なんとかしてルギアを見つけ出そうとする、人々の執念には惹かれるものがありました。後半のお話で、写実的な絵ばかり書くようになってしまった過程は「ありそうだ……」と頷かせるようなものでありました。
 前半のお話で宮古先生が割と危機的な状況であるのに、次の場面で電話にあっさりと出てしまっている所がちょっと不自然に思えてしまいました。まず生きているという状況を地の文で説明すべきかと。
はやめさん
評価:☆☆
 な、夏休み子ども科学電話相談……!!!(インパクト強)
 文頭が結構ばらつきがあった印象ですので、視点を安定させるためにも、段落等を統一していただけるともう少し読みやすくなるかなと思います。
 後半「お嬢様と私」は皮肉が効いていて、鋭い視点だなと舌を巻きました。何かを求めれば求められるほど、より効率の良い道に走ってしまう……芸術家であればなおさら、こういった誤魔化しに手を出し、苦難の袋小路に陥る例はあるのではないかと思いました。
 伝説のポケモン・ルギアの誕生が人の生にも大きく干渉してくるんですね。まさに伝説たる所以を感じます。
穂風湊さん
評価:☆☆☆
浮線綾さん
評価:☆☆☆
浅夜&とまとさん
評価:☆☆
ステイルさん
評価:☆☆☆
レイコさん
評価:☆☆☆
48095さん
評価:☆☆☆
まーむるさん
評価:☆☆
小樽ミオさん
評価:☆☆☆☆
あきはばら博士さん
評価:☆☆☆
不壊さん
評価:☆☆☆☆
あすぺふさん
評価:☆
えびフライさん
評価:☆☆☆
トビさん
評価:☆☆
久方小風夜さん
評価:☆☆
灰戸さん
評価:☆☆☆
さつこさん
評価:☆☆☆☆☆
空色代吉さん
評価:☆☆☆
586さん
評価:☆☆☆
織田秀吉さん
評価:☆☆☆☆