レシピエントは携帯獣の夢を見るかの感想

トビさん
評価:☆☆☆
起きる、食う、見る、寝る、起きる、見つける、寝る、 この非常に限られた世界の中で物語が動きます 
夢の中の描写 テレビの内容 そして違和感 いつもと変わらない景色を見ていたと思っていたのに 何もかもが違っていたのは自分だったと主人公は怒り 部屋を飛び出す 日常的に行っていること 特に何かを食べるシーンを丁寧に描写していたことに好感を持ちました
タイトルのセンスも素晴らしいと思います この企画の中で一番好きです 
フィッターRさん
評価:☆☆☆
自分の中にある夢に反比例のグラフのごとく触れることができないもどかしさや、それを物語として表現したいという衝動などの内面描写が光っています。
けれどもポケニウムにまつわる設定や終盤に分かる主人公の正体については、ちょっと作品とかみ合っていないかなという感じがします。ラジオアイソトープという形で『ラジオ』を使ってはいますが、後半でラジオが出てきてしまっているので蛇足かなという感じもしました。ポケニウムの核分裂反応に関する設定も、作中では特に活かされていないですし……
あまもさん
評価:☆☆☆
穏やかなのに、ふしぎな夢やテレビの内容、不自然な部屋など、不穏が拭えない雰囲気で物語が進む感じがいいですね…。
あきはばら博士さん
評価:☆☆☆☆
私もこういう神秘的で事細かな被験体の描写ができるようになりたいな……と思いました。正直、こうしたことができることがうらやましいです。
葉穂々さん
評価:☆☆
現実の生き物とポケモンが混在する世界観。
メタ要素に加え、現実の歴史が混じり合い、実にカオスです。
短編作品というよりは、長編のプロローグといった印象を受けました。
乃響じゅん。さん
評価:☆☆
無機質であまりにも怪しい部屋の中で過ごすお話。夢の中での出来事は、そのままポケニウムの影響によるものなのですね。
残念ですが、読んでいて物語としてどこに面白味を感じてもらいたいのかが分からなかったです。恐らく原因は、今回描いた内容はまだ物語のプロローグであるからなのかな、と思います。藤崎教授を殺害し、脱走した後の出来事や彼の末路まで描き切れば、この話はもっと面白くなると感じました。
照風めめさん
評価:☆☆
死亡:○
頻度:ラジオ3 上昇気流1 反比例1
舞台:不明(カントーが濃厚か)
推しポイント:肉薄する夢と現実の境界
アオリ文:夢と現のボーダーライン、重なりし時に彼は飛ぶ
レシピエントについて調べました。いわゆるドナーの対義語に相当するわけですね。
さて、ポケニウムについてですが本文の科学的アプローチに関しては一切の納得が出来ませんでした。創作なんだから、って言ってしまわれればそれでおわりなんですが、折角なので納得いかない点についてまとめました。
あくまで核については素人ですので、的外れな指摘である可能性を孕んでいます。すみません。どちらかというと環境発電が専門なのですが、原子力発電絡みとなると気になってしまいました。
・核燃料の専門ではないのですが、核燃料の運用とするのに単にエネルギーだけで議論するのはいかがなものなのか
 →もうちょっと半減期で議論してほしい。エネルギーとして利用するのであれば、安全性の立証が必要と思われる。
・ポケモンの体内にあるのに発見が遅すぎるのでは?
 →既に人口ポケモンであるポリゴンが作られたりするのに、どのポケモンにも含まれているというポケニウムが発見されるのが遅いのが違和感。
・唾液から出るの?
 →ウランよりも800倍エネルギーを秘めた放射性原子が唾液とかから出るならば、結構危険だと思うんですけどどうなんでしょうか。おそらくウランよりも半減期が小さい? いや、それで800倍……。うーん。核融合しづらいのであればまだわかるけど、そうだとエネルギー利用には全く使えないのでは……。
ところどころある現実とポケモン世界の境界が曖昧で、なんともいえない不気味さを感じました。(意図したものだと思っています)
徐々に自分がポケモン(ミュウツー)に化していく、そのアプローチは面白いと思いました。
でもやっぱりポケニウムに納得いかないのは、投稿順のせいもあると分析します。
森羅さん
評価:☆☆☆☆
最初の夢の部分は、ジブリの「耳をすませば」のオマージュでしょうか? タイトルは電気羊のオマージュだとは思うのですが。違ったらすみません。最後の最後のどんでん返しと言いますか、「ネタバラシ」のところですね、ここ気づいた後でもう一回読むとタイトルの意味が「あああっ!」ってわかるのが爽快です。反比例の使い方が、グラフとして作った時の特性であるのが面白いなと思いました。
Pさん
評価:☆☆☆
他の作品においては気分などの比喩として使われることの多かったお題「反比例」をそのグラフのように決して交わらないものの象徴として使用する、ポケモンと他生物を分ける分水嶺をボールに入るなどの能力ではなく身体の構成元素「ポケニウム」とするなど、各所の細かなアイデアの光る作品と思います。
ミュウツーの臓器移植と聞いて拒絶反応がやや心配になったんですが、たぶんポケニウム投与とともに主人公自身の身体もポケモンに近づいて低減されているんでしょうね。
モンスターボールや培養管に収容されているかのような室内から「人間は身勝手な生き物だ」という感情に突き動かされての飛翔はミュウツーの辿った過程そのもので、果たしてこの後までも同じとなるのか。想像がふくらみます。
風間深織さん
評価:☆☆☆☆
人に言われるんです。今ここでは関係ないけど。
人間とポケモン、そして動物。この世界でも動物を使っての実験がなされているのだから、ポケモンと人間でも実験が行われていても不思議ではない。この発想はありませんでした。怖いと思いつつ、引き込まれてしまいました。面白かったです。
砂糖水さん
評価:☆☆☆☆
ポケニウム関連の説明に違和感ががががが。と思いましたがマジンガーZのジャパニウムみたいなもんだなと思ったので納得しました。原子番号がどうとかは重要ではないのだ……。
こういうSFチックな話、好きです。
Ryoさん
評価:☆
ポケニウムがよく分からなさすぎる。ポケモンの唾液から検出されるくらいありふれたもので、核反応でウランよりも凄まじいエネルギーが出るとなれば、
そんなポケモン達がとんでもないエネルギーの炎や電気を操っただけで世界がとんでもないことになりそうなんですが、どうなんでしょうか。
ポケニウムという元素からポケモンという生き物を作る、というのも凄く突飛なものに思えます(ハガレンの1話みたいに鉛筆やら何やらから人間作り出す感じ…?)
しかし何よりも今後直していただきたいのは、現実世界の事象に対する筆の軽さです。
私達は現実世界に生きている以上、どうしても現実の出来事というのが作品に現れてしまうのは仕方ないです。どんな作品でもそうです。
ポケストフェスに出ている作品にだって、現実の何かの事件、歴史が下地になっているものがあります。
でも、取り扱うことが大きな出来事であればあるほど、書き方には慎重にならなければいけない、と思います。
現実に起きた事件を作品という形に落とし込む時には、誰が読むのか分からないのだから、不用意な言葉遣いで人を傷つけたり怒らせたりすることのないよう、
様々な資料を読み込んだり、可能であれば現地や資料館、博物館などに行ったり、自分が思っていることをどのように書けば誤解を招くことなく伝えられるか考えたり
そのようにして、真摯に向き合う姿勢が作者には必要だと思います。
作中で描かれている、死者が数万人も出ている、今も現地で生活できない人々が現実に大勢存在している原発事故、
逼迫する世界情勢(まるで他人事のようですが日本も当事者になりかねないことです)に対し、
申し訳ありませんが、こうした姿勢が私には全く感じられなかった。
まるで精査されてない作者の考えをナマのままぶつけられたようで、作品の形になっていない。それは人を傷つけかねないことです。
厳しいことを書いてすみませんが、ものを書く際に、もっと書き方を考えるということをしてほしかったな、というのが私の正直な思いです。
カイさん
評価:☆☆☆
これで思い出したのは、心臓移植を受けた人が手術前は弾けなかったピアノが弾けた、実はドナーがピアノ奏者だった……というような話でした。このお話の主人公は、ある意味でミュウツーになってしまったのでしょうか。
この世界の事象が反映されておりながら、動物がほぼ絶滅していたりポケニウムという元素の存在があったり、やっぱりこの世界ではないなーと思わせる、虚構と現実のバランス具合が面白かったです。「ポケモン不思議のダンジョンシリーズの物語」もその例ですね。なんかそういう創作物があるんだろうなーとちょっとふふっとしてしまいました。
ポリゴ糖さん
評価:☆☆
【褒めポイント】
・一つ一つの描写が綺麗
  夢の中で浮き上がるところの表現などは見習いたい。
・ポケモン(と断言はされていないけれど)が小説を書くという発想
【指摘ポイント】
・ポケニウムとは何だったのか
  昨日発見されたはずの物質の物性が何故分かっているのか。ポケニウムが「ポケモンをポケモンたらしめる要素」という同定が必要では。新しい元素が見つかったからそれを使って細胞を作るという発想が突飛すぎて理解できなかった。原子力発電ができるほどの技術力があるのに40年近く前からいたポケモンの、その体内にあるポケニウムが今の今まで見つからないというのは考えにくい。科学的な考証が不十分に思えました。
・ミューツー
  痛い誤字。
【総評】
 科学的な不自然さが非常に痛くもったいない。☆2つに留めました。
紫雲さん
評価:☆☆☆
 水槽の脳という有名な仮説がありますが、やはり自らが平常として受け入れていたものが破壊されたときの衝動は計り知れないものなのだろうと感じずにはいられませんでした。人間の身勝手な業に対する主人公の選択は、わずかな表現の中に憎悪が詰まっているようで印象的でした。
逆行さん
評価:☆☆
 今回ミュウツー多いなー。ちょっと投稿順が悪かったですかね。04や18を読み終えた後だと、読んでいてお腹一杯な所に更に押し込まれた感がありました。こういう深い考察やブラックなネタが入ったお話は続けざまにくると結構堪えますね。
 とはいえ、冒頭の生活の描写がとても力入っており、特に食パンを食べる下りは瓶のラベルが貼られていないことにも目を付けていて巧いと感じました。繰り返しの毎日をとってもよく表していたと思います。割とこの生活も悪くはないんじゃないかと思ってしまいました。トースト美味しそうだし。
 ミュウツーが物語を書くという設定も、個人的には惹かれるものがありました。
 ただ、ちょっとテーマの着地点がどこにあるのか分かりづらい所がありました。この物語を通して伝えたいことをもう少し明確に纏めて欲しかった印象です。一つ一つの設定や描写は面白いので、それらを上手くつなぎ合わせることができると、より面白くなると思います。
 
小樽ミオさん
評価:☆☆☆☆
 ポケモンのゲーム原作のふしぎを考察して描いた作品のひとつ。「ポケニウムの蓄積で獣はポケモンになるのではないか」という解釈が斬新で面白かったです。夢として挟まれる「自分の中にいるミュウツーが自分を手ほどきして導いてくれる」というシーンも胸が躍りました。私もミュウツーに導かれてみたい。
 ☆は特にアイデアの面白さの部分で振らせていただきました。またテーマAの作品ながら、体色が藤色に近くフジ博士に生み出されたミュウツーや「藤崎」という人物が現れるなど、テーマBの「ふじ」も意識して織り込まれていたのも遊び心を感じて好きなポイントです。

 ひとつ気になったのは時間軸の関係です。ポケニウムは「昨日」初めて発見されたと報道されていますが、主人公は昨日初めてポケニウムを投与されたのでしょうか。それとも実は公には伏せられていただけでポケニウムはもっと前に発見されていて、発表以前から主人公へのポケニウムの投与実検が行われていたのでしょうか。ミュウツーの能力の発現には時間がかかりそうなので、個人的には後者かなと想像して読みました。その辺りがはっきりしていると、その情報を頼りにもっと想像を膨らませられるかなと感じます。
北埜とらさん
評価:☆☆☆
 ふわっとして掴みどころのない、まさに創作世界か、夢の中を漂ってるような作品ですなあ。なんかこう、夢の中の光景は、ジ〇リ映画とかに出てきそうなワンシーンです……と思っていたら、教授が実はブラック(真偽不明)で、落としどころもブラック。”私”は『ポケモンになってしまった』ということなんでしょうかね。外傷なく殺したんですね。どうやって殺したんやろうか。
 字書きの物語でありましたね。
> 書きたいという欲求とは裏腹に、書くべき事柄は、物語は浮かばない。
 という現象は、結構多くの人が経験してるんじゃないでしょうか。私も身に覚えがあります。また、物語を綴ることを、『交差しないはずの二つの世界に、架け橋を作る』と表現している所が、とても美しいなあと感じました。あと、トーストがおいしそうでした。

 ここからイチャモンを付けますが、個人的な好みの問題なので、あまり気にしないでいただきたいです。
 ファンタジック(SFと言うべきだろうか)な世界観と、テレビなどから流れてくる事象が、かなりチグハグな印象を受けました。
 出口のない家、必要なもの・望んだものは勝手に補充される都合の良すぎる空間の中、いつからそこにいるのかも分からず、全く同じものを食べ続ける日々を、疑いも無く過ごしている。夢の新元素に『ポケニウム』というカワイらしい名前が付けられ、ポケモンが数多く生息し、動物は絶滅に追い込まれている。ファンタジーです。我々の現実世界とは異なります。
 こういう世界観の上で、我々の現実の平行世界と仮定しても、起こる事象があまりにも我々の世界と一致しすぎていること、私には違和感が強すぎます。
 東日本大震災、チェルノブイリの原発事故。同一の日付に同一の事象が発生している。『海の向こうのとある国が黙っていない』など、世界情勢にも共通する部分が見受けられます。ここまでは許容範囲内でした、明らかに引っ掛かるのはカワウソの部分です。ポケモンの繁栄により動物は数が少なくなっているんですよね。ニホンカワウソ以外にも絶滅に追い込まれた動物種もたくさんいることでしょう。それがやっぱり、ポケモンのいない我々の世界線と同じくきっかり38年前に絶滅したと言われても、なんだかな。(その後人間の手で絶滅に追い込まれたと説明されていますがミスなのだろうか)この部分で強い違和感を抱きすぎて、その後の『ポケモン不思議のダンジョンシリーズ』という言葉、前の原発事故関連のくだりにも、ドミノ倒し的に違和感を拭えなくなりました。
 色々と誤解してたらすいません。狙ってやられたのかもしれないな。現実世界にポケモンがいたなら、っていうif世界線すごくドキッとするし、この作品にゾクゾクさせられた人もたくさんいることでしょう、好きな人もたくさんいる。違和感なく読める作品もあるんですが、うまくやらなければウィークポイントになりうる、諸刃の剣と思います。
 文章表現が大変お上手でいらっしゃるので、惜しいなと思ってしまいました。ううん難しいですね。まああの、私が個人的に違和感を覚えただけなんで、本当に、気にしないでください。すいませんでした。
浮線綾さん
評価:☆☆
浅夜&とまとさん
評価:☆☆
ステイルさん
評価:☆☆☆
レイコさん
評価:☆☆☆
はやめさん
評価:☆☆
48095さん
評価:☆☆☆
まーむるさん
評価:☆☆☆
不壊さん
評価:☆☆☆
あすぺふさん
評価:☆☆☆
えびフライさん
評価:☆☆☆
久方小風夜さん
評価:☆☆☆
灰戸さん
評価:☆☆☆☆
さつこさん
評価:☆☆☆☆
空色代吉さん
評価:☆☆
586さん
評価:☆☆
織田秀吉さん
評価:☆☆☆☆
穂風湊さん
評価:☆☆